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  午前四時目覚め息づく指の腹熱る芯よりほろりほろろん

  ひとりの夜君膨らんで究極ねひとりほとり萎指先空

  指先が触れる乳房の冷たさに凍え朝露濡らすゆびさき

  アユタイの風おおらかに吹き渡る午後せわしなく這回る指

  赤いんだ切ってしまった君指先が 落ちた朝陽を拾いに行くよ

  黄ばんでる君の指先愛しくてくちびるの痕つけて眠るの

  調律を狂わせる指どこまでも深く甘くと囁くように

  指が好き優しく細い曲線に鎮めてくれる 噛み切りたいの


メルマガを発行して、37号目。発刊準備号を入れれば、38号出した。
今日、何気なく発行部数を見たらば、いきなり読者が増えていて\(◎o◎)/!
何だかとても嬉しい。

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メルマガの発行会社が変わって、バックナンバーが見やすくなったし、レビューも書くことが出来る機能がついたので、何かあったらひとことでも書いてくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。
今日は、気分良く眠れそうな気がするのでありました。