ロックンロール
本当は、SNSにこういうことを書いてはいけないのだけれど、もういいや、という気分になった。
今の職場は5,6年くらいやっているけれども、職種として自分にあっていない。
否、6~7割くらいはなんとかやれているから、続いているのだけれども、全くできない方が踏ん切りがつくのでまだマシな方だと思う。
中途半端なものより、割り切ってもっと片手間でできるものか、自分が活かせるものか、どちらかにしたい。
もう人生も晩年に来ているし。
このブログももう、何十年もやっているので、本来は立派なブロガーのはずなのだけれど、もうずっとライブ告知しかアップしていないので、形骸化も甚だしい状態である。
本も読まなくなったし、書かなくなったし、書かなくなったというか、おそらくもう、書けなくなったのだと思っているのだけれど、それさえも確認できないくらい書かなくなってしまったのである。
それでもう、最近になってとうとう違和感爆発というか、平日はただ疲れて帰って寝るだけというのはいったい何なのだろうという気分が充満するようになった。
さすがにこれは変えなきゃいかん、と思い、本を読む時間を取るようになった。
読むのはちゃんと、小説がいい。
それでちゃんと書くのが一番、自分にとって健康的である。
読んで書いて、曲を創り、歌い、ギターを弾く。
これが自分が安心して生きていけるスタイルである。
ライブをやれるということは、本当に恵まれていると思う。
ステージに立ってつくづく良かったと思うのは、人が本当に、楽しそうにしている笑顔を見た時である。
人は、こんなにいい表情をするのだと思う。
そういう風景をたくさん見られるのは、最高の贅沢だと思う。
人を喜ばせることができるのは、心底幸せなことだ。
それを一人ではなく、三人できるのも、またいい。
私は一人では何もできないクズだが、このドラムとベースが居れば、人を楽しませることができるのである。
それが素晴らしい。
これからも、私はクズの代表として、ステージに上がり続けていきたいと思う。
ロックンロールは私のようなものにも、できることを与えてくれるから、すごい発明だと改めて思う。
ここまで生きていて、子供のころから続いているのは、ロックだけなのだけど、そういうものだから続けていられるのだと、つくづく思う。