静かで消え入りそうな
月明かりの中
静かに歩いた
誰かの声に
耳を塞いで
思い出の中に
飲み込まれぬよう…
静かな景色
涙と鼻を
啜る音 響く
悲しい気持ち
広がってゆく…
…でも私は
動けずにいる
あの日のよに
あの人が私の
面影のない子供の
手を引いていても
私はもう何も
感じない……
溢れ出す思い出
染まる方が怖くて……
静かで消え入りそうな
月明かりの中
静かに歩いた
救われたくて
手を広げて
怯える足は
掬われてく…
思い出色褪せて
時に追い越され
立ち竦んでも
朝は必ず
私を起こす…
争う声に
怯える日々も
かさぶたのよう
剥がれ落ちてく…
静かで消え入りそうな
月明かりの中
静かに歩いた
誰かの声に
耳を塞いで
思い出の中に
飲み込まれぬよう…
あまりにも静かすぎる家にいたら
頭の中でアコギの音が聴こえて
気付いたら出来た歌詞w