3.11 | 神崎由衣「読みたくなる!?おやつ☆たいむ」

神崎由衣「読みたくなる!?おやつ☆たいむ」

 神崎由衣の等身大ブログ☆
 「おやつなんて作れませんっ」


日本が終わるのではないかと

本気で思ったあの3.11


「怖かったね」ってテレビをつけると

そこには映画と勘違いするような世界が繰り返し流された。



夢だと思った


夢であって欲しいと願った



電車にはのれないので

不謹慎かもしれないが

みんなで飲み会をした………

余震はいまだ続いたが

アルコールで現実逃避した。

密かにこれが最後の晩餐になるんじゃないかとも思った。



それから数日後………。

私はバイト先にやむを得ず解雇された。


テレビはどこをつけても

ニュースとAC


地震が起こるとACしか流れない仕組みなのかと思うほどに。



職がないのに、支払日やってる




周りはもっと苦しいけど


そんなこと考える余裕なんてなかった。


スーパーはレモンや調味料しかほとんどなく


品不足が当たり前の日常になった




世紀末……そんな言葉が頭をよぎった。

まるで北斗の世界だ

洗脳……毎日流されるACオンリーのCM


まるで20世紀少年の友達ランドだ



でもそんなのが続くと
それが当たり前に感じる………


変な雰囲気の中、私はただ生きていた。





絶望と共に…………。






しかし、不謹慎かもしれないが


テレビに映る被災者の方の笑顔と行動に強く励まされた!



何もかも失って絶望状態だと言うのに


みんなを助けるために笑顔で働く人達


子供たちの前向きな言葉


あたしは、なに絶望感に浸っているんだとおもった。



くよくよしたい人達が必死に笑顔を届けているのに

私は自分のことばかり…………




それから、魂が戻ったのを覚えている!!





これからも忘れることはない日


今もあのころと変わらない生活をせざるを得ない人達がたくさんいる



これからの日本をほんの少しでも

し得ることができる人間になりたいです