『DUNE/デューン 砂の惑星』
紀元102世紀末、惑星カラダンの領主レト・アトレイデス公爵は、
バーディシャー皇帝の命により、
宇宙で最も価値のある物質「メランジ」の唯一の供給源で、
「デューン」の名で知られる過酷な砂漠の惑星アラキスの管理権を受け入れる。
メランジは人間の寿命を延ばし、
超人的なレベルの思考力をもたらし、
超光速の航行をも実現するスパイスである。
公爵はその機会が皇帝らによって仕組まれた複雑な罠であることを察知していたが、
彼は愛妾レディ・ジェシカ、
息子で後継者のポール、
そしてカラダンの最も信頼できる臣下と精鋭を率いアラキスに赴任する。
公爵は巨大な砂虫(サンドワーム)の存在により危険を伴うスパイス採掘作業を引き継ぐが、
皇帝と結託した宿敵ハルコンネン男爵らの侵攻により謀殺され、
ポールとジェシカはアラキスの原住民フレメンに導かれるのだった。
『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』
皇帝シャッダム4世の娘、
皇女イルーランはポール・アトレイデスが
まだ生きているかもしれないと密かに日記に記しているが、
皇帝はアトレイデス家の殲滅に協力したことで意気消沈している。
一方、惑星アラキスでは、
ポールとレディ・ジェシカを含むスティルガーのフレーメンが
ハルコネン家のパトロールを打ち破る。
ジェシカとポールがシエッチ・タブルに到着すると、
フレーメンの一部は彼らがスパイではないかと疑う一方、
スティルガーらは「外の世界」から来た母子が
アラキスに繁栄をもたらすという予言の兆しを目撃する。