M君は関西に住んでいる。
大学で同じ研究室になったことがきっかけでときどき遊んでもらっている。
彼もまた只者ではない。
大学を卒業してから何を思ったのか、学部とはまったく関係のない司法試験の勉強をはじめ、それぞれ8割が落ちるという超難関の筆記と論文を見事突破。わずか2年で面接試験にまでたどり着いた。

発表は10日。(だったかな?)これに受かれば晴れて司法試験合格!
ここまで二つの試験とは違い、面接は9割が受かるという ゆるゆる試験。もうほとんど通ったようなものなのに、「ここまで勢いで来てしまった」と言う彼にしてみれば、逆に1割落ちるということがかなりのプレッシャーになっているらしい。

しかし彼も外見からはとてもそんな大そうな試験を受けているようには見えない。人懐っこい笑顔と体格を武器に、どんな人でも打ち解けさせてしまう。
以前、きのこさんとM君と一緒に台湾に行ったときに、バスの中で大泣きしていた赤ちゃんが、M君を見たとたん「くわっ!」と驚いたように目を見開き、泣くのを忘れ しばらくガン見していた。

ほんとに目を見開いていた。


で、M君は関空からタイ国際空港で僕と同じ日に飛び立ってバンコクで合流。
彼のチケットも1ヶ月FIXだが、11月中には日本へ帰りたい、ということで30日に帰ることになった。

ということは、彼が帰ってから約10日間、僕はタイで一人旅なのだ。。