見玉不動尊 | 縄文のIsland

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○文治元年、壇ノ浦の合戦の後、翌文治二年(一一八八年)、平清盛の家臣・宮本清佐エ門が守り本尊である不動明王を奉持しお告げにより、この地に至って開山する。寺号を見玉山・正宝院という。

文政五年(一八二二年)、伽藍四棟を全焼して、平清盛の願文、古文書等を焼失したが、本尊不動明王は難を逃れた。

不動明王(秘仏)は、天平五年(七三三年)、行基菩薩の作であり、特に眼病平癒に霊験があり、昔から多くの眼病治癒の逸話がある。
本堂は、第十六世慶順和尚の時代に大修理したが、大正三年五月三十一日に、焼失し、翌四年、第二十一世法城和尚のとき起工し、同年八月落慶、総ケヤキ造りで、長く大雪に耐え損傷しながらも現在に至っている。
○五大明王尊
中央守護神:不動明王
北方守護神:金剛夜叉明王
/三面六臂の異形の顔に大日如来(味覚・臭覚・視覚・聴覚)を表す五つの眼を持つ。六本の手には名前の由来である金剛杵や弓矢や剣、金剛鈴等を把持して構えている。
南方守護神:軍荼利明王
/三つの眼、八本の手を持ち、それぞれの手には白蛇が絡みつく。手には法具や武器を持ち、煩悩や障害を取り除き、何事も成し遂げられるようにするという。東方守護神:降三世明王
/不動明王についで重視される。四面八臂で胸の前で降三世印を結び、六本の手に様々な武器を持ち、ヒンドゥー教のかみであるシヴァ神と妻ウマーを踏みつける。
西方守護神:大威徳明王(騎牛像)
/六面六臂六足で水牛に乗る。六つの顔はすべて三眼をもつ。異様な姿だが、閻魔も降伏させる絶大な法力を持つとされ、戦場祈願の本尊とされることもあった。
○仁王門:宝暦十年(一七六〇年)築。
○見玉不動火渡り護摩大祭:毎年十一月三日(正午より)
○所在地:(十日町方面から)津南町の大割野を左折(秋山郷方面)、8.4キロ付近左側。駐車場は右側。
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