十日町と京都 | 縄文のIsland

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十日町と京都の共通点を探すと、着物の町であることが思いつきます。京都は着物と結びつきますが、十日町という地名を知っているひとは、京都に比べたら格段に下がるのでしょうね。十日町といえば、豪雪でしょうか。それと、お米ですね。

十日町で着物は「十日町きものまつり」や「十日町雪まつりきものショー」、成人式で見られます。十日町は越後ちぢみ・明石ちぢみ、京都は西陣織が有名でしょうか。

十日町の諏訪神社の神輿は八角神輿です。200年ほど前の寛政七年に京都の宮殿師竹内平四郎の制作だそうです。八角神輿は京都八坂神社の西御座八角神輿、東京の佃煮住吉神社の八角神輿(天保十年制作)が有名だそうで、十日町諏訪神社の八角神輿は住吉神社のものより50年前に制作されたものだそうです。また、七、八世紀の日本では寺院や天皇陵など八角型が好まれた時代もあったそうです。八角神輿が珍しいものかはわかりませんが、一般的に四角と六角が多いらしいです。私がたまに行く柏崎の石井神社も古さはわかりませんが、八角神輿でした。こちらの御祭神は伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)といい、八咫鏡をつくった神様なので、八角でいいんだろうと思います。八幡神社も八角っぽいなと思えます。あとは八坂神社ですね。

諏訪神社でなぜ八角なのか考えました。妻神の名前は夫神の性質を現すことがあります。天宇受売命は猿田彦神の妻神様ですが、猿女命ともいわれます。建御名方神の妻神様である八坂刀売命(やさかとめのみこと)様は、「八坂刀」→「八尺刀」(やさかと)であるかもしれないと思いました。

それは、「八尺刀」→「八咫刀」(やたのかたな)ではないかと考えました。建御名方神も、「名方」→「刀」(なかた→かたな)神なのではないでしょうか?

「御刀」である「八尺刀」(八咫刀)とは三種の神器の「天叢雲剣」(草薙の剣)なのではないかと考えれば、八角神輿でよいように思えました。諏訪神社と熱田神宮は繋がりあるのでしょうか?

もしくは八坂刀とは七支刀のような感じで、岡っ引きが持つような十手のLエルの部分が8つ(剣先を入れたら九支)の剣だったりしたり、また八握剣という考え方もありますね。

とりあえず、十日町と京都の繋がりは、着物と八角神輿くらいでしょうか。シュメールとメソポタミアに繋がりませんね。