泳ぐ君の泳ぐところいったいどれくらい見ていないかな君は誰より速くていつも私は息をのむ水面をすべる背中うつくしい流線形の「ねぇ想像できる?私は水にさえ嫉妬するのよ君の肌を流れる水たちに」一等賞の君は息を弾ませ私に手を振るからあわてて微笑んでた私
アマイ、アメ。ずぶ濡れで君とキスをした曇りのち雨春の午後二人とも気付かなかったけどあの日の雨はきっとガムシロップだっただっていつもの町があんなに甘かったものsweet rain甘い午後sweet pain遠い日の