酒楽処 あさ保(宇都宮市)Part2
囲炉裏の炭火で焼いた天然イワナが頂ける「酒楽処 あさ保」さん。
松原の住宅地に、こんな素敵な場所があったのか!と思わせるお店です。
場所は桜通り、競輪場通り、清住通りの変則交差点そば。
清住通りからは、「手打そば」という看板だけが目印。そこを路地に入っていきます。
ドラマで出来てくるような純和風のお宅。
以前は昼も営業していましたが、現在は夜のみ完全予約で営業をしています。
上品な引き戸を開けると素敵なお庭が・・・。ローソクの明かりが足下を照らしてくれます。
左手には池とせり出した囲炉裏場。趣があります。
玄関戸を開くと、ご主人と女将さんが笑顔でお出迎え。
お父様が作られたというティファニーを模したステンドグラスが艶やかな輝きで玄関に。
室内に通していただくと最初に目に飛び込んでくるのが囲炉裏。
こんな街中に、囲炉裏をもつお店があるとは・・・と驚かれるはず。
奥には宴席のテーブルが用意されていましたが、こちらの囲炉裏を囲んでの宴席も出来ます。
ちょっと早めに着いたので、こちらの囲炉裏でご主人としばらく雑談を。
焼き立ての天然イワナを召し上がって貰おうと、焦げ目を付けにないようまめイワナの位置を変えるご主人。
宴が始まる前から、想いがこもったおもてなしの姿を垣間見ることが出来ました。
出されるイワナは、ご主人自ら岩手や山形、北海道まで行って釣ってきた天然物。
氷水で一匹一匹丁寧に保冷したものを出してくれます。3月の解禁日には、雪多い山深く入って行かれると。
そんな話を聞いているうちに全員集合。「2月度、夜の反省会(?)」のスタートです。
お料理はおまかせコースのみ。4000円~ご予算に合わせて用意してくれます。
今回は4000円のお料理をお願いしました。まずはエビスビールで乾杯。
大皿に乗った前菜が目の前に。客人ごと趣が違う焼物の皿。
「うるいの酢みそ」 「湯葉の煮もの」
「へしこ(鯖のぬか漬け)」 「卵豆腐(もちろん自家製)」
「卵黄の味噌漬」
これは日本酒に合うモノばかりじゃないか!!
今回も「反省会」に参加していただいた日本酒ソムリエ(他称)のopapa
さんにチョイスして頂くことに。
最初の一本目は、「獺祭 純米大吟醸」。三割九分まで米を磨いだ超辛口。
二本目は「義侠」。こちらは表情があり柔らかい飲み口。
先ほどまで炭火で焼いていた天然イワナの登場です。
1時間かけてゆっくり焼き上げられたイワナは、上品な美味しさに満ちています。
3月1日から9月末までの解禁中に頂けるとりたてイワナは、もっと美味しいんでしょうね。
「鹿刺し」は、獣くさく無く爽やかな甘みが。
「朴葉焼き」。
熱々の味噌の中には、鶏肉や様々な野菜が。濃いめの味でまたまた日本酒が進んでしまいます。
なかなかお目にかかれない日本酒を。
「磯自慢 大吟醸 一滴入魂 山田錦」、「鄙願(ひがん) 大吟醸」を頂きました。
おまかせコースの良さは、緩急の流れがしっかり組み立てられていること。
ここでさっぱりとした「蕨のやまかけ」で、口の中がニュートラルに。
お造り「鯛の昆布じめ、しめ鯖、烏賊のルイベ」
それぞれ一手間かけられ、上質な味わいを満喫できました。
「生ベーコンのサラダ」
自家製の野菜の酢漬けも添えられ、酔って火照った身体を落ち着かせてくれました。
最後の〆は、ご主人が打つ「手打そば」。
山形県大蔵村で採られる権現蕎麦を直接生産者から譲り受け打たれた蕎麦は感銘を受けます。
喉ごし歯ごたえ風味、言うこと無しです。
暖かくなったら、外の囲炉裏場での宴席も格別でしょうね。
接待で使われる場合、二次会場の泉町にもすぐ。東京や海外の方など大喜びされること間違いなしです。
○「酒楽処 あさ保」
住所:栃木県宇都宮市松原2-8-11
電話番号:028-624-8885
定休日:日曜日・月曜日・祝日・第二土曜日
営業時間:17時30分~21時
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=4058
注釈:完全予約制(前日までに予約を)、禁煙、お子さんはご遠慮を。
一回目紹介記事:http://ameblo.jp/pool/entry-10055080236.html
(追伸)
2012年6月、お店での営業が終了しました。

