元祖 日昇堂(日光市)
大谷川にかかる神橋。
私以外に2人の男性もこの橋のたもとで日光を見守っています。
日光東照宮を造営した「天海大僧正」と、戊辰戦争で日光の戦地回避に尽力した「板垣退助」。歴史を感じます。
老舗店が多いこの街。
長年商売を続けているのは素晴らしいことですが、敷居が高かったり接客が無愛想に感じたりすることも。
真新しいお店から店員さんが「試食、いかがでしょうか?」と明るく声をかけてくれました。
会計後に踵を返し奥に姿を消した素っ気ない某老舗店の対応にガッカリした後だったので、
嬉しくなってお店の中に。
このお店は10月28日にオープンしたばかりの「元祖 日昇堂 日光本店」さん。
昭和12年に創業した日光市今市の和菓子店が、日光神橋の傍にお店を構えました。
店内は東京の和菓子屋さんのよう。
明るい店内の壁には使い込まれた菓子の木型が美しく飾られていました。
美しい棚になにやら重々しく桐の箱が置かれているではありませんか。
よく見ると、「花鳥風月」限定販売1万円の羊羹!!どんな味わいなのか興味をそそられます。
手が届かないような高価な和菓子だけ置いているわけではありませんのでご安心を。
「ひとくち羊羹」(大納言・塩・栗・本練り)は120円から、「最中」は160円で売られています。
いくつか試食をさせて貰い気に入った和菓子を自宅用、贈答用に買わせていただきました。
上質な手提げ袋に入れていただき、にこやかな女性店員さんに見送られて外に。
その時です。お店の脇に上品な通路を発見してしまいました。
進んだ先に何かドキドキワクワクさせてくれる世界が広がっていそう・・・。
奥に進むと「茶寮 草庵」と。
尋ねると、日昇堂さんの和菓子を頂きながらお茶を楽しめるサロンになっているとのこと。
急ぐ旅でもないし、のんびり仲冬の日光を楽しんでいこう~。
ゆったり寛げるように、大きめなソファーや椅子が置かれている。
目の前には小さいながらも美しい坪庭が。霧降の山々も遠くに見ることができます。
ゆったりした気分で、窓際の席に腰を下ろしお茶でも楽しませて貰おう~。
飲み物はそれぞれ350円、和菓子付きのセットは800円というお値段。
私は那須で作られた「和紅茶」350円を。
日光彫のお盆に乗って登場です。ほのかな甘みがある紅茶で、たっぷりの量も最後まで美味しく頂けました。
お店の和菓子作りで使っている氷砂糖も添えられていました。
奥さんは「抹茶」+「和菓子」セット800円。
国産栗を使った「栗羊羹」、一度食べると癖になる「生らくがん」、「最中」にはギッチリ餡と求肥が。
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日光を満喫して、一路自宅へ。
早速買ってきた和菓子をみんなで頂くことにしましょう~。
土地の名前から取った「上鉢石」800円。
ふんわり洋菓子のようですが、優しい小豆、和三盆糖の甘みが嬉しいです。
「生らくがん」15コ入り1200円。
美しい型で押し出された落雁。
落雁と言えば硬くてパサつく干菓子のイメージですが、もちっとしっとりしているんです。
子供達も70を過ぎた母も大絶賛の美味しさ。
アーモンドプードルが香ばしさを、後味にはシナモンがふわーと爽やかに広がっていきます。
日光に行ったら、また買ってこなくちゃ。
新しい風が次々と吹き始めた日光。ますます楽しみになりました。
○「元祖 日昇堂 日光本店」「茶寮 草庵」
住所:日光市上鉢石町1038
電話番号:0288-53-0534
定休日:無休
営業時間:9時~18時

