伸びない竹(ヒメアケボノモウソウチク) | 栃木を楽しむ!!

伸びない竹(ヒメアケボノモウソウチク)

宇都宮の名産・名物といえば「大谷石」。

最近では「餃子」とか「カクテル」などと言われるようになってきましたが・・・。


私としてはぜひこの「宇都宮の名産」の中に、世界に誇る「伸びない竹」を加えて欲しいと思ってます。


普通の竹といえば、収拾がつかないほどドンドン伸びてしまうという印象。

見た目は良いのですが管理が難しいという理由で、建築物の周りに竹を使うのは敬遠されていました。
伸びない竹 普通の孟宗竹


しかし現代の建物がスッキリとしたラインを強調するデザインが好まれるようになってくると、

横に広がっていく普通の樹木では、不釣り合い。


そこで「伸びずに管理しやすい竹」の開発が急務になっていました。


しかし竹は5~60年に一度しか花を咲かず、品種改良は不可能だと言われていました。

その不可能に根気強くチャレンジして見事新種の開発に成功したのが、宇都宮市宝木本町にある「若山農場」さん。
伸びない竹


6~7mほどで成長が止まる新種の孟宗竹を「ヒメアケボノモウソウチク」と命名したのでした。
伸びない竹 実際農場で育成されている「ヒメアケボノモウソウチク」


最初に大きく脚光を浴びたのは、宇都宮から遠く離れたアメリカにあるIBM本社。

そのエクステリアとして植えられ、スッキリコンパクトに表現できる新種の竹は注目を浴びました。


逆輸入の形で日本でも次々と採用。

六本木ヒルズや、東京ミッドタウンなどにも、この「ヒメアケボノモウソウチク」が植えられています。
伸びない竹 東京ミッドタウン正面エントランス


そこで地元宇都宮で、この名産「ヒメアケボノモウソウチク」を植えてPRしようと運動を開始。

お願いして会社に植えていただきました。


普通の孟宗竹より若干お値段は高いのだそうですが、同じ程度の樹木からすれば同等か安い印象。

そんなお値段で若山農場さんから4mと5mの「ヒメアケボノモウソウチク」を15本買わせていただきました。
伸びない竹

まずはツツジが植えられていた花壇の整理。

植えるのには、こんな小さな空間でOKとのこと。
伸びない竹


通常の地面に植える場合は、「伸びない竹」と言っても根を張っていきますので、

根元部分を金属の筒で覆うのをお奨めしているようです。


植えるのに肝心なことは、時期。

竹が急速に生長していく「春先から梅雨明けまで」が、ベストシーズン。

それ以外だと根が付かずに枯れてしまうこともあるとか。


根は思ったより小さくコンパクト。
伸びない竹


そして竹の太さは、太いのでもコーヒー缶程度。

よく小さな竹として使われている「黒チク」より数倍太く、孟宗竹よりはコンパクト。

ほどよい太さ!!
伸びない竹

ビニールテープをほどくと、葉ぶりが良いのには驚かされました。

通常の竹より根元に近い部分から葉が出、葉も細かくたくさん出ている印象を受けました。
伸びない竹


植える前に先端を1m~60cm詰め、根つきを良くします。
伸びない竹

転倒防止の杭を打ち込み、そこに竹を縛っていきます。


最初は15本くらいだと寂しいかなと思っていましたが、植えてみるとちょうど良いバランス。

また高さが低いので、通常の2階建の住宅などでも綺麗に収まりそうです。
ヒメアケボノモウソウチク ヒメアケボノモウソウチク

竹というと和風というイメージですが、洋風のタイルの外壁にも綺麗にマッチ!!

出来映えに大満足。多くの人にも好評で、言い出しっぺとしては一安心でした。
ヒメアケボノモウソウチク


風でなびく竹を見ていると、涼しげで爽やかな感じがしてきます。


まもなく七夕ですね~。
ヒメアケボノモウソウチク

○「若山農場」

住所:宇都宮市宝木本町2018

電話番号:028-665-1417

定休日:無休


営業時間:8時~17時

営業内容:たけのこ狩り・堀りたて筍直売・贈答用発送・・・4月上旬から5月中旬まで

       栗拾い・直売・贈答用発送・・・・・・・・・・・・・・・・・9月中旬から10月下旬まで(贈答用は1月中旬まで)

       竹材・竹笛販売・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・孟宗竹、亀甲竹、金明竹、真竹など

天候や自然条件によって左右されますので、お気軽に電話にて問い合わせください。

栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/shop/shop2.shtml?s=2568


前回紹介した記事:http://ameblo.jp/pool/entry-10032512414.html