鑁阿寺(足利市) | 栃木を楽しむ!!

鑁阿寺(足利市)

足利学校に隣接した場所に、「鑁阿寺(ばんなじ)」があります。


ここは足利氏2代目義兼が1196年自ら館内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祀った場所。

周囲に土塁と堀をめぐらしてあり、鎌倉時代の武士の屋敷の面影を今に伝えてくれています。
ばん阿寺


寺域は約4万平米と広大。

まるでお城のような堀と土手で囲まれています。
ばん阿寺


この「境内全域・堀と土手」自体が、国指定史跡になっています。

そして他にも国重要文化財・県指定文化財の宝庫。
ばん阿寺


足利学校から繋がる情緒溢れる門前町を通っていくと山門が。
太鼓橋を渡り、山門をくぐると、広大な境内が目に飛び込んできます。
ばん阿寺 ばん阿寺

正面に建っているのが、国重要文化財の「本堂」。

1196年に足利義兼によって建立。幸い火災にもあわず多数の重要文化財を蔵しています。

ばん阿寺


左手に、日本で一番大きな「多宝塔」が。(県指定文化財)

足利義兼によって建立され、その後徳川家によって江戸時代初期に再建されたものと推測されてます。

手前の樹齢550年の大銀杏と見事にマッチしていました。
ばん阿寺


右手には国重要文化財の「鐘楼」が。

こちらも1196年に建立され、鎌倉時代の和様、唐様折衷の代表的な禅宗様式。

梵鐘は元禄時代の再鋳ですが、第二次世界大戦時の供出は歴史資料として免れています。
ばん阿寺


本堂の左手奥にも国重要文化財が建っています。

足利義兼が妻の供養のため、一切経会を修する道場として鎌倉時代に建てられた「経堂」。


現在の建物は1407年に再建されたものです。他の建物が古いだけで新しめの建物に感じますが、今年でちょうど600年経っていると考えると、木造建築の強固さを再認識させられます。
ばん阿寺


これだけの歴史的建造物がたくさんあるにも関わらず、無料開放されています。

周囲の市民に愛され、霊験あらたかな大日如来様への信仰が深いのでしょう。


将来自分の子孫が室町幕府を開いた足利尊氏のような人物になるかもしれませんので、ぜひ本堂でお詣りをしてくださいね。


今回は足利学校からこの鑁阿寺へ向かいました。

徒歩で2~3分という場所にあるのですが、この付近の風景は非常に気持ちいいモノでした。
ばん阿寺 ばん阿寺

雰囲気があるレストランやお土産やさんがたくさん建っていました。

緑豊かなこの周辺地を散策しながら、足利の想い出を深めてくれると嬉しいです。
ばん阿寺 ばん阿寺


○「鑁阿寺(ばんなじ)」

住所:足利市家富町2220

電話番号:0284-41-2627


足利観光協会HP:http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/kanko/