椿山荘の庭園(文京区)
山縣有朋が明治11年(1878年)に私財を投じて、椿が自生していた「つばきやま」を購入。
そこに「椿山荘」が生まれました。
山縣有朋が椿山荘と命名した際の感懐を刻んだ碑
今回改めてじっくり庭を眺めさせて貰いました。
JR目白駅からタクシーで約10分。丹下健三さんが設計したカテドラル教会の前にあります。
ロビーからエスカレーターで下に降りると庭園の入口が。
パッと視界が広がり、ここが東京だというのを忘れさせてくれます。
それぞれが歴史と文化を私たちに伝えてくれています。
中央に配置されたひょうたん型の池「幽翠池」。隣の野間邸の湧き水が水源になっています。
椿山荘のチャペル隣には滝なっていて、非常に美しい・・・
また樹齢500年の椎のご神木、京都下賀茂神社にあった白玉稲荷神社があったり。
以前は南方は早稲田、西方は富士山を一望できた椿山には、椿の木が植えられ美しい椿の花を楽しめます。
広島県の篁山竹林寺にあった塔を補修し、1925年にここに移設されたとのこと。
今では椿山荘のシンボル。
まさに都会のオアシス的な存在、それが椿山荘の庭園です。
○「椿山荘の庭園」
住所:文京区関口2-10-8
電話番号:03-3943-1111