下野薬師寺跡 | 栃木を楽しむ!!

下野薬師寺跡

自治医大から新4号線方面に車を走らせ、ローソンがある交差点を北に進んだ場所に

下野薬師寺歴史館」があります。


下野薬師寺1 下野薬師寺14

下野薬師寺がこの地に建てられたのは、7世紀末と言われています。


その後、僧を育成するための「戒壇(かいだん)」という修行場を設け、奈良の東大寺、福岡の筑紫観世音寺、そして下野薬師寺の3箇所に置かれたので「天下の三戒壇」と呼ばれた歴史ある地。(761年)


その後何度かの衰退と復興を繰り返し、1339年に下野薬師寺の名前を安国寺と改め現在に至ります。


下野薬師寺11 現在の「安国寺」さん


地方寺院では破格の伽藍をもつ大寺院であったようで、昭和41年から現在に至るまで発掘調査が行われてきました。

出土された瓦など、この「下野薬師寺歴史館」に展示されています。


下野薬師寺2


1階には展示室、屋上はデッキになっていて、現在の「下野薬師寺跡」を展望することが出来ます。


下野薬師寺12 下野薬師寺13


国指定史跡になっている「下野薬師寺跡 ふるさと歴史の広場」は、ここに車を置いて散策することが出来ます。


下野薬師寺3 下野薬師寺4

発掘跡を広場として開放しており、西側の回廊跡を見ることが出来ます。

柱部分の土台が、そして奥には一部回廊を復元した建物が見ることが出来ます。


下野薬師寺5 下野薬師寺7


長い回廊で、当時は大寺院だったことが伺えます。


戒壇の跡だったと言われた場所には、安国寺さんの六角堂が建てられています。

こちらも江戸時代後期の建築様式をとどめていて、非常に興味深いものでした。


下野薬師寺6


現在でも北側では発掘作業が続けられています。

これにより、創建当初から飛鳥の国立寺院と比肩するほどの寺であったことがわかりました。

また一塔三金堂形式である可能性が高く、それが確定すると飛鳥寺に次ぐ2例目となります。


下野薬師寺9 下野薬師寺8

どんな目的で7世紀末に、これだけの大寺院が建てられたのか発掘作業が進むにつれて謎が深まってきたようです。

新発見を楽しみに待つことにしましょう。


下野薬師寺10 公園内にある復元図。すでにこれより大きかった可能性が・・・



○「下野薬師寺歴史館」

住所:下野市薬師寺1636

電話番号:0285-47-3121

定休日:月曜日・第三火曜日、(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日の場合は除く)、12/28~1/4


入館料:無料

開館時間:9時~17時(入館は16時30分)

公式HP:http://www.syakuji.jp/