興禅寺(宇都宮市) | 栃木を楽しむ!!

興禅寺(宇都宮市)

年末年始になると、今でもテレビドラマで放映される「忠臣蔵」。

この赤穂浪士達が参考にした仇討ち事件が、宇都宮で起きたのをご存じでしょうか?



それは寛文12年(1672年)におきた「浄瑠璃坂の仇討ち」。


「江戸の三大仇討ち」として

「赤穂浪士の仇討ち 元禄15年(1703年)」

「伊賀越の仇討ち 寛永11年(1634年)」

と並び歌舞伎や講談で取り上げられた有名な仇討ち事件。


1668年、宇都宮市にある興禅寺で宇都宮藩主・奥平忠昌の法要が行なわれました。

奥平家の重臣2名が些細なことから口論となり、抜刀。


この事件が喧嘩両成敗に則らず不公平であると、

切腹ならび家禄没収&追放を受けた奥平内蔵之允(切腹)の嫡子・源八達は仇討ちを決意。


1672年2月3日の未明、火事を装って源八とその一族42名が浄瑠璃坂の屋敷に討ち入り仇討ちを遂げるという事件でした。


興禅寺

この事件の発端になった「興禅寺」は、県庁前通り、サウナ南大門の近くに今でもあります。


興禅寺3


宇都宮藩主・宇都宮貞綱(1264年~1316年)が開いたと言われる寺院。

通り沿いに銅像が建てられています。


興禅寺1 興禅寺2

この周辺は道路の往来が多く、JR宇都宮駅の近くとあって近代化が進んでる街。

しかし境内にはいると、一瞬で静寂感に包まれるのは不思議です。


興禅寺10 興禅寺9

宇都宮貞綱のモノと言われる五輪塔のお墓があったり、鐘があったり・・・。


興禅寺6 興禅寺7

坪庭などもあり、ちょっとお参りするだけで心が落ち着くお寺です。


興禅寺8 興禅寺5

古い地図を見ると、この周辺はすべて興禅寺の敷地になっています。

伝統と格式がある大寺院だけあって、史跡がたくさんあるのには驚かされます。


近くに行く機会があったら、立ち寄ってみてください。


興禅寺11

○「興禅寺」

住所:宇都宮市今泉3-5-13

公式HP:http://www.kouzenji.com/


興禅寺4 本堂からみた境内