旧篠原家住宅 | 栃木を楽しむ!!

旧篠原家住宅

国指定重要文化財になっている「旧篠原家住宅」は、現在のJR宇都宮駅西口から歩いて1~2分の場所にあります。


ここは江戸時代、博労町と呼ばれ奥州街道出口にあたり、質屋や醤油屋などが軒を並べていた場所。


宇都宮を代表する旧家の一つである篠原家は、18世紀の終わり頃からこの地にて

醤油醸造業や肥料商を営んでいました。


旧篠原家住宅1 裏手は東横イン。昔はそこに醤油醸造蔵などが


平成8年に宇都宮市に寄贈され、翌年3月1日から復元・修復工事を経て一般公開されるようになりました。


宇都宮市教育委員会が管理運営しており、一般は100円、小・中学生は50円で入館できます。

但し、宇都宮市内に在住・もしくは通学の高校生以下は無料です。


旧篠原家住宅3


近くの100円パーキングに車を止め、いざ「旧篠原家住宅」へ。


主屋は明治28年(1895年)に2年の歳月と当時のお金で約3万円を費やして建てられましたもの。

時代劇で見たような「帳場」が。大黒柱もお見事!!

黒漆喰や大谷石を用いた外壁や、商家を特徴づける店先の格子など、1階・2階合わせて100坪という大きさも圧巻。
旧篠原家住宅4


太平洋戦争での宇都宮空襲で被害を逃れた貴重な文化遺産。

見るモノ触るモノが年代物です。
旧篠原家住宅11

随所に小さな子供達にも歴史を実感して貰えるように、古い生活道具が展示されています。


旧篠原家住宅5 昔の暖房器具がズラリと展示されています。裏には箱階段。


収納にも使える箱階段などもあり、日本人の生活の知恵の高さを実感できます。


旧篠原家住宅7 2階のガラス戸は昭和初期に取り付けられたモノ


管理人さんに、特別に「金庫」を見せていただきました。

明治20年代のものだという金庫は、今でも十分に使える品物。


旧篠原家住宅9 旧篠原家住宅8

2階には20畳の広さの座敷を中心に構成されています。

婚礼やお祝い時など接客の場として用いたとのことです。
旧篠原家住宅10


外には3つの蔵があります。

一番新しい「新蔵」でも主屋と同じ明治28年に建てられました。


今見られるのは、嘉永4年(1851年)に建てられた「文庫蔵」のみでした。
旧篠原家住宅12 写真手前から「石蔵」「文庫蔵」「新蔵」

蔵の中で圧巻なのは2階。(下左が1階、下右が2階)

長さ7.5m、太さ45cmもある堂々たる松材の梁が。


旧篠原家住宅13 旧篠原家住宅14

明治時代の豪商の姿を今日に伝える貴重な建造物です。

ぜひ一度、子供さんも連れて見に行ってください。


旧篠原家住宅6 主屋と庭園


○「旧篠原家住宅」

住所:宇都宮市今泉1丁目4-33

電話番号:028-624-2200

休館日:月曜日(祝日の場合は、その翌日)、祝日の翌日(土・日・祝日は開館)、年末年始(12/29~1/3)


開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

入館料:一般 100円、小・中学生 50円

     宇都宮市内の高校生以下は無料。


旧篠原家住宅2