自分の備忘録的な意味も込めてということで。。

 

自分は週末プレイヤーで、以前は例えばある日にうまく撞けていても、違う日には同じよう撞けないこともあって、その日にうまく撞ける方法を探しながら撞くみたいな感じでした。
で、また違う日にいってうまくいかなければ、探しながらやって・・・とすごく非効率だったと思います。
一歩進んで一歩下がるを繰り返す感じだと、やってる自分もなかなかつらいので、なんとかならないかと思い、うまく撞けたときの注意点というか、ポイントを書き出すようなことを一時続けていました。

 

今の自分は、それをルーティンにしているというか、決め事としていくつか持つようにしていて、結構時間が空いて撞いても、感覚を割とすぐ戻せるようになりました。

 

今の自分の決め事はアドレスに入る順に次のような感じです。

①目線

以前にも書きましたが、右目というか両目で見るか、左目で見るかはまず意識します。

デフォルトでは両目で見るようにしていますが、それでダメなときは左目で見るように意識します。

 

②グリップ

自分は普段は力を入れて握らないんですが、特定の配置ではグリップに力を入れて握って、グリップとキューを固定してしまいます。

具体的には、撞点もストロークもすごくシビアに撞かなければいけないとき、例えば手球がクッションにタッチしていて、且つ手球、先球、ポケットが一直線のときとか、あるいは的球がクッションタッチで手球を横に出したいけど、あまり走らせないように加減して撞かなければならないときです。

 

③シュートラインに対しての右足の位置

自分は右足の親指の付け根でシュートラインで踏むようにしています。
踵で踏む方がイメージが良いときもあるんですが、そんなときでもアドレスに入ると結局シュートラインはつま先に近い方で踏んでいるので、普段は親指の付け根で踏むようにしています。

 

④左肩を入れる

最近取り入れ始めた決め事です。

左肩を入れながら、ブリッジを組みます。
右肩の位置が後ろにいくというか、上にいくというか、それによってキューを真っすぐ振れるからという理由で左肩を入れる方が良いという話もありますが、自分はどちらかというとテイクバックがスムーズに取れるからという理由でやっています。

でも、右肩の位置が変わるからテイクバックがスムーズに取れるということなんですかね。

 

⑤ブリッジの位置

③の右足の付け根と同じラインに乗るようにブリッジを置くようにします。

シュートラインに乗せるということですね。

自分は昔ブリッジを体の真正面近くに置いていたことがあって、多分それが原因で手球に対してキューが斜めに入っていました。

当たり前過ぎる話かもしれないですし、よくブリッジの前後の位置(≒レストの長さ)については解説されることはあると思うんですが、考えてみれば結局キューの進行方向を決めるのはブリッジなので、個人的にブリッジの位置は重要だと思っています。

 

⑥脇を少し開ける

最近取り入れ始めた決め事です。

以前は脇を閉めるようにしていたんですが、開けた方がテイクバックをスムーズに取りやすいので、取り入れました。

自分は脇を閉めたままテイクバックを取ると、なんか手首が畳まないとテイクバックが取れないんですよね。。

肘の位置が低過ぎるのかな。

脇を閉めた方が左右のブレは少ないと思うんですが、ちょっと試しています。

 

⑦目線を切らない

以前にも書いたことですが、自分は両目で見ているつもりでも、気を抜くと利き目の左目で見てしまっていて、厚みに対してキューのラインがずれてしまうことがあるので、目線を切らないというか、見ている目が切り替わらないように気を付けます。

自分は手球重視で構えますが、的球に目が行くとキューのラインがずれやすいので、手球から目線を切らないように、と言ってもいいかもしれません。

 

書き出してみると結構多いですね笑

②は特定の状況でのことなので、実質6個かもしれませんが、多いですね。

ちなみに外した決め事もあって、左足に関することです。

自分は左足に重心を置いた方が落ち着く人で、位置とか結構気にしていた時期もあったんですが、上記の決め事をやって、レストの長さとかも決まると、左足の位置もなんとなく決まりますし、右足に重心を置いた方が良い感じになることもあると気付いて、決め事からは外しました。

 

ルーティンを取り入れてやるのを徹底してきたのは、多分ヨーロッパの選手達じゃないかなぁとなんとなく思っています。

ドリルとか、体系付けて練習方法を確立させるというか、上達するためにはどういった方法を実践すればよいか?というのを研究して突き詰めるみたいな考え方がやっぱりヨーロッパは強いのでは、と思います。

この辺りはヨーロッパ的というか、キリスト教の考え方が根本にあって、科学が発展してきた歴史に通ずるものがあるなあと。

脱線しましたが、特にヨーロッパの選手はショット前のルーティンとか確立されている印象があります。
台湾の選手も多いですね。

 

モスコーニカップなんかを見ていると、実はその影響も少なからずあるんじゃないかなあと妄想しています。

もちろんそれがすべてではないだろうし、個人の努力や才能、トーナメントが多い環境とかもあると思いますが、ヨーロッパチームは若くても、強くて堅実なプレーをする選手が多い気がします。

モスコーニカップのヨーロッパチームに限らず、ヨーロッパの選手全般ですが、選択とかは個々の性格によりけりなんでしょうが、入れが強かったり、ストロークが似ていたり、ルーティンがしっかりしていたりと、共通点が多い印象です。

(でも悪く言ってしまうと画一的なイメージもあります)。

 

結論、決め事の取り入れは大事です!

(大部分の方はやってらっしゃると思うんですけど)