アドレスのときの話です。

 

yahooの掲示板だったかで、「どちらを見ながらショットした方がいいでしょうか?」と質問されていた方がいて、それに対する答えで「手球を見ながらショットするなんてあり得ません!」という回答があり、その他の方も「的球でしょ」という方が圧倒的に多く、「そんなもんなのかー」と思いまして。。

 

レイズCUE'Sのインタビューで、「手球と的球を結んだシュートラインを見なければならない」と言っていたり、西尾プロはCBNTで、「最終的には手球と的球のどっちを見て撞いてもいいと思ってる」と言っていたり。

 

自分は手球重視派で、自分は的球を見てシュートすると、入れは若干落ちる気がします。
どなたかのブログで、「台湾の人は圧倒的に手球重視派が多い」というのを見かけて、ずいぶんと癒された記憶があります笑

手球を重視する理由は以下2つです。

①アドレスに入った時点で、的球を見る必要はあるのか?

②細かい撞点を正確に撞きたい

 

①については、アドレスに入る前提として、撞点、厚み、力加減、タッチ、手球のコースなど諸々諸々のイメージができていると思います。

ということは、アドレスに入った時点で、的球をポケットできる厚みに対して構えているはずなので、自分がイメージしたストロークを呼び出すことさえできれば、当然的球はポケットされるはずです。

なので、アドレスに入ってプラクティスストロークをしているときは、描いたイメージに対して「こんな感じかな?」とストロークに落とすというか、合わせに行く作業だけに集中しています。

実際にはアドレスに入ってブリッジをラシャに付けたところまでは的球を見ていますが、そこから先フィニッシュまでは的球だけ見ています。

ゴルフに関してはほぼ未経験者ですが、ボールを飛ばしたい方向を見ながらショットをしている人は少数派で、大抵の方はボールを見ながらショットしているんじゃないでしょうか(ゴルフは体全体を使ってスイングして、あんな小さなボールを捉えににいくので、またちょっと違うかもしれませんが)。


②については、例えば手球のコースを作るのに2ミリくらい左を撞きたいとか、全厚に近い球で手球を球1個分転がすのに1〜2ミリ下とかを撞きたいときがあります。

実際のショットでは、そんなミリ単位で撞き分けられてはいないかもしれないのですが、少なくともそうなるように努力はしたいです。

そんなときに、的球を見ながらショットして狙った撞点を正確に撞けるのかと言われると・・・多分無理!

あと、引き球を撞くときに撞点が上がってしまうのとかも防げると思います。

みんな違って、みんないい、ということにしておきましょう。