花粉症なんて今まで全く縁がなく余裕綽々でしたが、３年前から花粉症に悩まされるようになり、今年もしんどいな〜と感じている沖野です。

涙、鼻水、くしゃみ、目のかゆみと花粉症オンパレードです。

さて、表題にもあるように、日常用の下腿義足にちょっとした部品をつけるだけでブレード（板バネ）を取り付けることができます。

百聞は一見に如かずなので、まずはこちらをご覧ください。

写真映りをよくするには斜めから撮るのが良いのですが、そうなるといまいちどうなっているのかわからないので、横から（矢状面）です。

わかりやすくするため、ソケット直下に日常用の部品（パイプを足部）をつけたまま、後面にブレード（板バネ）をつけています。

拡大するとこんな感じです。

ブレードは大まかに沖野が勝手に大別して「C型」「J型」「V型」の３種類があります。

これがC型。

下腿義足ユーザーの場合、義足長とソケットの長さ次第ではC型をソケット直下に取り付け、ブレードの試し履きができます。

しかし、C型は垂直方法には良く跳ねるので長距離を走るには適しているのですが、水平方向にはあまり跳ねてくれません。

短距離を走るには「J型」「V型」が好ましいのですが、下腿義足の場合はソケット後面にブレードを取り付ける必要があり、下腿義足ユーザーは気軽に「J型」「V型」を試すことができませんでした。

そこで、「日常用のソケットに部品を取り付けて、ブレードを試しちゃおう」ということでこのような作りになりました。

過去にも他の方で製作してのですが、今回新たに製作したので載せてみました。

学会等でも報告させていただきましたが、この作りが広がれば良いなと思っています。

次回のオスポランニング教室（ギソクの図書館共催）は３月２１日（火・祝日）１３時から新豊洲ブリリアランニングスタジアムです。

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日常用義足にプラスしてブレード（板バネ）を取り付ける方法の話。