アメリカバーモント州北東部からこんにちは。
むか〜しむかし、その昔。
ワタクシ、何を血迷ったか
イギリスの某音楽院で
ピアノを専攻しておりました。
その時、最初にできた友人が
貴族の末裔
イケメンおぼっちゃまIH (ヘイデン:仮名)です。
何もかも新しくテンパっていたワタシとは対照的に
大らかで天真爛漫、
なんであの二人は仲がいいの?
と、みんなを不思議がらせた我々でした。![]()
ある日、
我々が音楽院の裏の公園を歩いていると
作曲学科の奴らがバレーボールをしていました。
輪になって
落とさずに何回ボールを上げられるかというタイプのやつ。
いいなあ、バレーボール、楽しそう。![]()
でも、指を痛めるといけないので、
それ系のスポーツは
ピアノ科の学生にとって
当然御法度。
と、次の瞬間。
「入れてくれよ〜」と
私を引っ張って行くヘイデン。![]()
おいおい、先生に見つかったら大変だぞ。
「ちょっとだったらいいよ。
いい天気だし。」![]()
その日は
ロンドンでは珍しいほど晴れていたのですよ。
体を動かすにはもってこいの日。
かくして
指なんかどうでもいい作曲科の奴らと
バレーボールをすること数分。
「あ、ちょっと用事があるから」とヘイデンが
抜けて行きました。
じゃ、ワタシはあと1回。
その時、背後で
「Pookie君、ちょっといいかね」
と言う声が。
振り向けば
我がピアノ学科の主任教授の某先生。
ゲッ、やべっ。![]()
で、コッテリ油を絞られて⚡️
しゅん
として練習室に向かうと
卓球にいそしむヘイデンの姿が。![]()
お前のせいで大目玉食らったわ!!![]()
あ、ごめんごめん、
卓球やろうぜ。![]()
(卓球は許されていました。)
こいつ、どこまで
能天気...😅
神経質だった私には
新鮮な種類の人間でした。
Opposites attract
(正反対は引き合う)
という表現を
見事に具現化した我々でした。
今朝、インターネットラジオで
ドビュッシーのピアノ連弾曲
「スコットランド風行進曲」が
流れていて
大目玉を食らった頃
能天気ヘイデンと一緒に
この曲を練習していたことを
思い出した私でした。
ヘイデンとはウン十年経った今でも
良い友達です。
お読みいただいてありがとうございました。

