こんにちは。

50代主婦のプップ・マングースです。

 

今年も梅雨のシーズン到来となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?子供の頃、梅雨はシトシトと雨が降り、ジメジメした空気が重く感じられるのであまり好きではなかったです。でも、妙な空気感の中にも風情があり、季節というものが肌で感じられていたような気がします。最近は台風並みに雨が降り、風情どころか季節感さえも味わうことが少なくなってしまいました。何とも寂しい気がします。そんな浮かない気分の中、唯一の気分転換はドラマ鑑賞です。ですが、際限なく観ていると家族から刺さるような冷た~い視線を感じるため、「ベーキング」で気分転換をすることにしました。

 

今回は米粉を使った「バナナのパウンドケーキ」に挑戦することに。バナナはお手頃価格にもかかわらず、ビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれている優秀な果物です。

更に美肌効果・貧血予防・熱中症予防・便秘予防など、様々な効果が期待されているとのこと。

カリウムが豊富なのでナトリウム(塩分)を排出する役割があり、高血圧やむくみの解消、運動中に筋肉が痙攣(けいれん)するのも防いでくれるそうです。

そういえば、娘の習い事の先生が発表会で緊張する彼女に、「ステージの30分~1時間前にバナナを食べると、緊張がほぐれるから試しに食べてごらん」とアドバイスをくれました。バナナに含まれる「トリプトファン」と「ビタミンB6」が結びつくことで、体内でリラックス効果の高い「セロトニン」というホルモンに変わるそうなのです。それ以来「発表会にはバナナを忘れるな」が合言葉となり、必ず食べさせていました。効果があったかどうかは分かりませんが、バナナを食べたことによる安心感はあったようです。

 

毎回ベーキングをする際、色々なレシピを参考にして作るのですが、そのレシピには大抵「豆乳」や「牛乳」が使われているのです。我が家は豆乳のアレルギーがあり、牛乳は娘のニキビに悪影響ということで、極力使わないようにしております。「豆乳や牛乳の代用はどうしましょう?」と考えた結果、「お手軽だしアレルギーの問題もない水がいいんじゃない?」という結論に達しました。

最初は上手くいくかどうか半信半疑でしたが、あ~ら不思議、失敗することなくちゃんと膨らむし焼けているではありませんか!それ以来我が家では、ベーキングの豆乳や牛乳の代わりは全て水になりました(笑)。

 

さて、メインのバナナのパウンドケーキなのですが。私はバナナアレルギーが少々ありまして、毎日は食べられません。数年前までは身体に良いから毎日半分だけ食べていたのですが、胸やけがするようになり泣く泣く断念。とはいえ、たま~に食べるのであれば問題はないので、年に数回ですが食べたりします。娘は娘で果物の糖分でニキビが悪化した苦い過去がありまして。ニキビがある程度落ち着くまではストレスとの闘いで、当時は精神的にかなり疲弊していました。結局、回復するまでの時間と精神的なダメージを考えた末に、「毎日果物は食べない」「食べたい時は少量」ということに落ちついたみたいですね。

 

朝から、「今日はバナナチョコチップケーキを作るからね~」と張り切っていた私。ところが焼きあがったパウンドケーキを見て、チョコレートが入っていないことにビックリ。単に私がチョコレートを入れ忘れたのですが…。娘に「焼き上がってから思い出したの」と報告すると、「ママらしい」「まぁ上手く焼けてよかったじゃない」と労い(?)の言葉が返って来ました。

パウンドケーキは適度な甘さにほのかなバナナの香り。しっとりしていて食べやすかったです。ケーキ作りに卵は欠かせませんが、今回は卵が必要なく何ともありがたいレシピでした。

材料少なめでお手軽に作れること。これが一番身体にも家計的にも有難いことですから。

 

初挑戦のバナナパウンドケーキでしたが、バナナの力で初めてしっとり焼き上がって大満足でした。娘からは「ドキドキしながら作るって、気分転換どころかストレスだったんじゃない?」と心配されましたが。私は現在50代ですが、常に挑戦することで若さも保てると信じております。これからも適度に挑戦し、やる時は全力でがんばりたいと思います。

それでは、また次回お会いしましょう。

 

 

 

*今回参考にさせて頂きましたレシピです。

 本文にも書いてありますが、豆乳の代わりに「お水」を使いました。また、きな粉も大豆が原料ですので、使用しませんでした。