こんにちは。

50代主婦のプップ・マングースです。

 

皆様、シルバニア村に住むかわいらしい動物たちの人形。その人形たちを中心としたドールハウスのシリーズである、「シルバニアファミリー」をご存知でしょうか?1985年3月20日、お家と11種類の家具、9種類のファミリーというラインナップと共に、日本(発売元 エポック社)で誕生しました。

現在は70ヵ国以上の国々で販売されているそうです。「自然・家族・愛」をテーマに想像力・創造力や家族の絆、友だちへの思いやりや自然を大切にする心を育み、情緒豊かに成長を促す。当時は女の子だけでなく、大人もとりこむ社会現象にまでなったそうです。

発売当初は「かわいい」とかなり話題になっていたような気がします。当時ティーン(懐かしい響きだわぁ)だった私は、「ビックパフェ」などの食べ歩きに励んでいたため、社会現象にまでなっていたなんて知る由もありませんでしたが。

 

最近、たまたまインスタグラムでシルバニアファミリーを見た我が娘。「ママ、シルバニアファミリーって可愛いね~」「見ているだけでほのぼのするよ」「お家の中にある物も良く出来てるし、生活感が伝わってくるね」「どれも可愛いけど、やっぱり私はクマ好きだからクマさんファミリーがいいかなぁ」と、楽しそうに話すではありませんか。

「あら~どうしたのかしら?、今までにない発言だけど何かあったのかしら?」と何とな~く気になったので、「あの~まさか欲しいとか集めるとか言わないですよねぇ?」と聞いてみました。なぜなら、色々な人から「集めだすと大変だよー」と言われたことを思い出し、これは一大事と思ってしまったのです。娘は小さい頃からぬいぐるみが大好きでして、お人形さんタイプの物にはほとんど興味がありませんでした。その子が急にぬいぐるみ以外の物をかわいいとか言い出したので、ちょっと母は焦りを感じたのです。「何か心境の変化でもあったのかしら?」と。さりげなく聞いてみたところ、特に変わったこともないし、欲しいとか集めたいとかいうことはないと聞き、ホッと胸を撫でおろした次第であります。

 

「だって私がシルバニアファミリーにハマったら、ママのお仕事が増えるじゃない」「今でもぬいぐるみさんの声を出すのに毎日忙しいのに、これ以上声出しの種類が増えたらママが疲れちゃうでしょ」とのこと。お恥ずかしい話なのですが、我が家では娘が小さい頃から、ぬいぐるみさんがおしゃべりをするという設定(?)の育て方をしております。ぬいぐるみを買うとまずは名前をつけ、それぞれのキャラクター(性格)を決定し、そのキャラを使って色々なストーリーを考えるのです。娘は大喜びでしたが、主人は「うちの奥さんは大丈夫か?」「俺はちょっと変わった人と結婚したんだな」とか密かに思っていたかも。私が気付かなかっただけで、さりげなく距離を置かれちゃったりしていたかもしれませんね。今では空想のキャラクターまで登場するというまさかの展開となり、お話もグレードアップ(?)し、収拾がつかないとんちんかんなストーリーになっています。そして主人もすっかり慣れたらしく、私の作ったお話にツッコミまで入れてくれるようになりました。家族で話を盛り上げるようになり更に話はズレまくり、ハチャメチャなお話になっています(苦笑)。まぁちょっと変わった育て方をしてしまいましたが、とりあえず娘は普通に(?)成長したので、今のところは夫婦共々安堵しているのですが。最近では主人と娘から、「ママがしわがれ声のお婆さんになっても声は出してもらうからね~」「覚悟しておいてよー」とまで言われちゃったりして。どうやら彼らたちの中では、「これはママの一生の仕事(?)」となっているようですね。私は「休ませてもらえんのか~い」「有給休暇を申請しますぞー」と、心の中で叫んでおりますが(笑)。

 

先日、2023年の秋に「劇場版  シルバニアファミリー  フレアからのおくりもの」というタイトルで初映画化・全国公開されることが発表されました。CGアニメだそうですが、「ショコラウサギの女の子『フレア』ちゃん」が、みんなを幸せにするために奮闘するとのこと。何とも夢があっていいですね〜。

 

夢がある世界、「私もシルバニア村の住民になって、動物さんたちと過ごせたらストレスも減り、日々楽しいだろうなぁ」と思ってしまいます。これはマズいですぞ~。私がハマってしまいそうなので、今後は自分の空想の世界だけでシルバニアファミリーを楽しみたいと思います。

それでは、また次回お会いしましょう。