こんにちは。

50代主婦のプップ・マングースです。

 

皆様、お正月はのんびりと過ごすことが出来ましたでしょうか?私的には三が日があっという間に過ぎてしまい、ゆっくり出来たのかどうかも分からないまま新年がスタートしました。

 

さて、色見本帳を提供するPANTONE(パントン)社が、「カラー・オブ・ザ・イヤー(今年のトレンドカラー)」を発表しました。選ばれた色は、パワフルなエネルギーに満ち溢れた「Viva Magenta(ビバ・マゼンタ)」という深みのある「マゼンタレッド」です。

パントン社のエグゼクティブ・ディレクターからは、「勇敢で恐れを知らない躍動的な色。肯定的で喜びを刺激する色」と紹介され、「私たちの精神に活力を与え、内なる強さを構築する手助けをする色」と表現されています。

 

普段からカラーパレットを見ることが好きな我が娘は、「華やかな色だけど品がある華やかさで、パッと明るくなる感じの色だね~」「私はこの色は好きだなぁ」と感想を述べておりました。私も彼女と同じで、「キレイで落ち着いた色」「品もあり、ポイントとして入れたい色だなぁ」と思いましたね。そういえば若かりし頃、赤いリップ(口紅)が流行った時がありました。

似合うかどうかも分からないまま流行に乗って赤い口紅を塗っていたわたくし。

当時の写真を見返すたびに、「これはくちオバケだわ~。『オバQ(キュー)』みたいだし全く似合っていない」「恥ずかしげもなく塗っていたことが恥ずかしい」と思いました。

家族に当時の写真を見せたのですが、案の定、突っ伏して大笑いされたりして。リップオタク(?)の娘からは、「似合ってないねー」「何でこの色塗っちゃったのぉ?」と散々な言われようで(苦笑)。まぁ~、若気の至りとでも申しておきましょうか。ちゃっかり流行に乗り、私には似合っているにちがいないと、強気でいられた良い時代だったのだと思います。

 

さて、鮮やかで紫がかった赤の「ビバ・マゼンタ」に対し、JAFCA(一般社団法人日本流行色協会)が選んだ「2023年の色」は「Luminous Yellow(ルミナスイエロー)」です。「心がホッと落ち着くような淡い優しさを感じる色合い」で「やさしさに包まれるイエロー」なのだとか。

また、ルミナスイエローを表現するキーワードとして挙げられている言葉は、「多様性・つながる・広がる・共生・癒される・光る・適温・グラデーション・浸る・境界があいまいになる・Immaterial(非部質)」などなど。

 

ビビットなレッド&ソフトなイエローと対照的な色ではありますが、タッグを組むとお互いをより一層引き立てることも出来るかと思います。ルミナスイエローは柔らかい春っぽい感じの色。他方のビバ・マゼンタをポイントとして使うことによりメリハリがつき、引き締まった感じになります。そのため季節を問わずに楽しめるのではないでしょうか。

反対にビバ・マゼンタに ルミナスイエローを入れれば派手さや強さが和らぎ、落ち着いた柔らかい雰囲気になるように思います。あくまでもわたくしの私見であり、2色を見た時に感じたことなのですが。

ビバ・マゼンタはダークカラーの差し色や、モノトーンとの組み合わせにも抜群のパワーが発揮されるような。ルミナスイエローはそっと癒し、かつ優しく穏やかで明るい気持ちにしてくれる安定剤的な色でしょうか。

 

今年のトレンドカラーは2色とも好きな色なのですが、個人的には着こなせる自信がないのでポイントとして使いたいと思います。うっかりトレンドに乗ると、とんでもないことになることは重々承知していますので(笑)。

それでは、また次回お会いしましょう。