こんにちは。

50代主婦のプップ・マングースです。

 

9月に入り気分はすでに秋。数日前までのギラギラ感はどこへやら、何となく切なく落ち着いた気持ちになるのは私だけでしょうか?

毎年「秋といえば『食欲の秋』『スポーツの秋』」と、合言葉のように必ず言われますよね。

スポーツの秋だからという訳でもないのですが、「昔、運動会や体育の授業でやっていた『ラジオ体操』って、手軽にできる割りに意外と身体にいい体操だったのかも!」と思うようになったのです。なんでもラジオ体操は、骨や関節・筋肉をまんべんなく動かすことができる全身運動とのこと。運動による全身への刺激は身体の機能を高め、体力を増進させる効果が期待できるそうなんです。遅ればせながらラジオ体操の効果を知りまして、「はぁ~地味にスゴかったのねー」と感心してしまった私。

 

今年の夏は朝から鈍(なま)っている身体でも鍛えようと、ラジオ体操ではありませんが、簡単なストレッチをするようにしてみました。なんてったって起き抜けの身体は硬いですし、それに加えて頭の中もまだ開店休業中。良い眠気覚ましにもなるかも、と思って始めてみたのです。

朝一番で身体を伸ばすと、硬くなっていた筋肉がほぐれ血行も良くなり、何となくシャキッとスイッチが入ったような感じになります。

以前動画を観ながらストレッチをやっていたのですが、眩暈(めまい)で寝込んでしまってからというもの、何となくやる気もなくなり中断していました。

そんな私を見て主人は、「ママ、今から筋肉を鍛えておかないと老後は大変だよ。これから筋力は衰える一方なんだから」「俺は毎日ストレッチをやってるからさ」と、私の怠け癖を揶揄(やゆ)するかのようなアドバイス。「これはやらないと永遠のライバル(?)であるパパに負けちゃう」「やるっきゃない‼」と、妙なライバル心に火がつき再びストレッチを始めることに(苦笑)。

 

ちなみに「ラジオ体操」は日本発ではなく、1922年4月アメリカ・ボストンの放送局に由来するとのこと。そして1925年までに世界初の商用ラジオ放送局や、ドイツなどでも同様の放送が始まったのだとか。日本では1928年(昭和3年)昭和天皇の即位を記念して、逓信省(ていしんしょう)簡易保険局が「国民健康体操」の名称を制定。国民の健康増進のために作られたこの体操は、NHKラジオにて放送はスタート。1932年に体操第二、1939年には第三もスタートしましたが、1946年GHQ(ジー・エイチ・キュー)の干渉で放送は中止に。しかしながら1951年に現在のラジオ体操を制定し、再び放送が開始されたとのことです。ラジオ体操にも色々な歴史があるんですね。ちなみに第三は、アップテンポで動きがハードなのだそうです。第三があるって知ってました? ちなみに私は知らなかったです(苦笑)。

 

第一・第二ともに時間にして3分15秒くらいだそうですね。この短時間にもかかわらず、なんと13種類ものエクササイズで構成されているらしく、第一は、リズムにあわせて全身の筋肉や関節をバランスよく動かすような内容。第二は、大きく体を動かしたり跳んだりといった動作が多くなり、筋力を強化することにポイントが置かれているのだとか。

ラジオ体操について当然ここまで詳しくは知りませんでしたが、改めて「良く考えられている体操なんだな」と思いましたね。

 

「起きて早々のストレッチは面倒くさいな」。始めた当初はそんな風に思っていたのですが、今でも何となく続いています。「継続は力なり」と言いますが、その効果が発揮されアンチエイジングになってくれたらと思っています。

それでは、また次回お会いしましょう。