まだ総括的なものは出ていませんが、
Y系の御三家合格人数が増えたのは予習シリーズ改訂の影響か?
とか、
合格者数にNNの人数も含めているからこうなってるのでは?
とか、まぁ、分からなくもないのですが、
塾選びの段階のお子様をお持ちのご家庭に影響を与えそうなものも多々目にしました。
こういう記事は読み物としては面白いですし、
色んな分析があるものだと感心します。
でも、今だから言えることですが…。
私も当時はこういうものに踊らされていた一人かもしれませんが…。
自分の子どもの塾選びにはあまり影響させなくていいように思うんですよね。
ただでさえ受験は水物。
当日の本人のコンディション、問題との相性が合否に影響するのもあるとは思いますが、
それまでの先生との相性や家庭環境などでも子どもの成績の変化は変わってくるはずです。
あくまでもその年のその子が、その子たちが、
こういう結果を残した、ということ。
その結果をもとに塾側がカリキュラムや指導方法の検討に入るのは当然だと思うのですが、
こちら側の塾選びの最終決断に用いるのは危険だなと思うのです。
もちろん、参考ににする分にはいいと思います。
でも、ずっとYで来てたのに、
今年の結果を見て急にSに子どもを投げ込む、とか、
結構周りにいるんです。
なんて言いますか…
本人も自分の塾に不安になって、新天地で頑張ると決意したならいいと思うんです。でも親の不安からの行動だとしたら、子どもは動揺しますよね…。
転塾の否定ではなく、
入試結果だけを踏まえた方向転換は危険だというだけです。
どこで学ぶかよりも、どう学ぶか。
これは入学後も大事になってきます。
極端な話ですが…
塾の合格実績が悪いから転塾するっていうのは、
自分が上手くいかないことを周りのせいにするのと同じかなと思ったり…。
塾によって得意な層があるのも事実で、
そういうのは塾選びには重んじていいと思います。
でもある程度のラインを超えたあたりからの選択は、
一週間のカリキュラムの進め方が子どもに合っているか、そのカリキュラムに沿ったフォローが自分の家で出来そうか、
を冷静に考えられたらいいなと思います。
家庭にすんなり落とし込める通塾スタイルがあるはずなので。
今年は塾毎の合格者数が前年と変わりそうな気配があったので書いてみました。
こういうことを呟き始めるのは
老害の始まりかしら?😅