徐々に病院生活に慣れていった。

この頃から色々制限が解除されて、
折り紙もペンも色々使えるようになった!!
もちろん、充電器とかは使えないけどね…


なかなか薬は効かないけど…もう少し試すしかない

病院にはなかなか同年代の人が居なくて
ずっと寂しかった…

ある日、新しい患者さんが入って来た。
みんなよりは若いびっくりマーク

詰所の前に座っているから
看護師さんの声が聞こえるから
なんで入院して来たのか
ある程度は予測がついた。

その方も最初はずっと部屋にこもっていたけど
だんだん症状が落ち着いて来て
よく、作業療法に参加していた。
その時もまだ自分は参加出来ておらず
様子を見ているだけ

そんな自分を見て
その方が声をかけてくれた。
「一緒にやってみようよ」
どんなことをやっているのか教えてくれた。
楽しそうだから次の日から参加してみる事にした。

作業療法では、色んなことをやる
ゲームをしたり、絵を描いたり、ビーズをしたり、スクラッチアートをしたり、運動や体操をしたり

1番楽しかったのはビーズウインク
ブレスレットを作ったりして楽しかった。

誘ってくれた方と仲良くなって
日中も一緒に過ごすようになった。


ようやく、慣れて来たー!!
って思ってたんだけど…
心の中はまだまだだったみたい…もやもや


ある日、何もかも嫌になって、
部屋に置いてるものを投げ散らかして、
テレビテレビのコードで
首を絞めていた…
看護師さんが気づいて…

TV台は、回収された…
PICU(隔離室)に…
する事は何もない

ただ、天井を見つけるだけ…
もっと、死にたくなった…
でも、できなかった…


2週間後、元の病室に戻れたニコ

またまた、色々制限されてしまったけど…