【映画】聲の形*日本アニメ | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

書き漏らしていた映画感想。
まとめてパパッとざっくり書いとく鉛筆



超超超超超超遡るコト、はや7ヶ月。


3月末に日本のアニメ映画「聲の形」を
観てきました

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アニメイトバンコク店前でも大々的に
宣伝がされていました。

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◆ 公開日

日本公開:2016年09月14日
タイ公開:2017年03月23日


◆ 関連ウェブサイト



◆ 公式予告動画




◆ 関連作品


◆ あらすじ

聴覚に障がいのある硝子が、ガキ大将だった
小学生の将也のクラスに転校してきた。

ほんのちょっとした意地悪な気持ちと
溜まった鬱憤を晴らすつもりだった。
筆談ノートを池に捨てたり、聞こえないのを
よいことに汚い言葉を投げつけたり。

次第にそれらの行為はエスカレートし、
そして将也は、クラスの注目を集めながら、
硝子の補聴器を故意に紛失させてしまう。

それがキッカケだった。
その事件の首謀者として、今度は彼が
イジメのターゲットとすり替わる。

母は涙を落とし、謝罪に行った先では
硝子の母にも強く罵倒された。
ようやっと、己の愚かさに気づいた。

それでも硝子は、みんなと仲良くなりたい、
将也と仲良くなりたいと、
笑顔を絶やすコトはなかった。


簡単に手のひらを返し、いじめを繰り返す
クラスメイトや担任と、
いじめの一端を担っていた自分と、
将也に手を差し伸べる硝子と。

ムシャクシャした。
ムシャクシャして、硝子と取っ組み合いの
喧嘩をした。


そして、硝子は転校していった。


数年後。

硝子と将也は高校生になる。

小学生から高校生へと成長した将也は、
硝子との会話の方法<手話>を学んでいた。


将也は過去の過ちを償いたいと、
硝子とまた、交流を始める。



◆ 感想

なんというか、日本だなあ、と思いました。
テーマも、表現も。

作中では、空気を読んで行動するような
登場人物たちの姿。

作品として、空気を読んで理解するような
物語の進め方や心情描写。

良いとか悪いとかではなく、そうした
「空気を読む」が当たり前にそこにあって
きっとそれは普通のコトだったハズなのに
どうも異文化を遠くから見ているようで。

日本だなあ、と思いました。



いじめなんてしたらダメだ。

何かしらのハンデを持っていたり、
みんなとどこか違う人がいても、
寛容に受け入れよう。

口で言うのは、簡単だ。

だけど、それが、「クラス」という閉じた
空間で、クラスメイトの同調圧力の中、
果たしてそれを実行できるだけの
勇気があるだろうか、とも考えた。


もちろん、絶対にダメなのは分かっていて
最低の行為だとも思っている。

けれど、「空気を読む」をやめて、
傍観者から当事者になるコトは
果たしてできるのだろうか?

スポットは当たっていなかったけれど、
クラスメイトの多くがその立場にあった
傍観者に、自分も収まってしまうのでは
ないかと、自分を重ねて恐怖をおぼえた。

傍観者であれば、自分に直接の責はない。
悪いコトだと分かっていたけれど、
自分に矛先が向くのが怖くて
止めるコトができなかった。

そんなカンジがあまりにもリアルで、
あまりにも身近に起こり得るコトで、
すごく、なんだか心がざわついた。


実際に、そんなコトが身近で起きている。
仲良くなるために、仲間として認めてもらう
ために、特定の人物の悪口を言いまくる。
アラを探して笑い者にする。
積極的に参加せずとも、同意していっしょに
笑い合う。

狭いコミュニティの中ではあるでしょう。

そういうのはわりと筒抜けなので
いつ反対に白い目を向けられても
おかしくはないんだよね。

だけどもう、大人なので、自分の属したい
居場所は選んで変えるコトも出来るワケで。

どういう人といっしょにいるのが快適なのか
それくらいは流されずに考えたって
よいんじゃあない?

そう思うけれど、でもきっと、
「学校」や「クラス」という場所は、
本人にとっては、絶対に変えられない
流されるコトで保身する場所。
大人になったから、場所は自分で変えられる
って、知っているだけ。



小学生の頃、勇気があったのは
硝子だけだった。
友だちになりたいと、余計に嫌われるかも
しれない恐怖を笑顔で打ち破った。

高校生になって、勇気を持ったのは
将也だった。
過去を後悔して、やり直せないかもしれない
恐怖を努力で打ち勝った。

どちらも勇気を持って歩み寄ったからこそ
長い年月を経て、それぞれの想いが
伝わったんじゃあないのかな。

勇気を出して、所属する場所を変えるのも、
勇気を出して、お互いの考えを理解しようと
するコトも、次につなげるためには必要な
コトだと思う。


…ん?
だいぶ話が脱線したような(◎・ω・◎)?



内容のコトはさておきとして。

めっっちゃ京アニの仕事やな!
硝子がしゃがみこむシーンとか、
あのモーションは間違いなく京アニ。

京アニの描く女の子のあの可愛さは
いったいなんなのか。
いや本当。

※京アニ
京都アニメーション。アニメ制作会社。



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ところで。

この映画を観たのは2017年03月26日。

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日本からも、タイ国内からも、
たくさんのオタクが集まっていた日でした。

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ピチットくんへの差し入れまで!

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いっっやああああ、なっつかしーねー!乙女のトキメキ
そっかー、もう7ヶ月かー!

この時のタイ限定アクキーがキッカケで
知り合った方が何人かいるのですが、
ワールドワイドなオタク文化、すごい…

また会えるかな(◎・ω・◎)?
3月に会えるの、楽しみ!

おいでませタイ〜!
何度でもウェルカーム!ヾ(*´∀`)ノ