被災地のこどもたち | SleepingDog"Choco"
    2011年5月6日 
     
    アイディア・浮世先生は避難所を回っています。
     
    今日の先生のブログは被災地の子供たちとの接し方についてでした。
     
    ほんとうに勉強になります。
     
    以前、先生の「アクティブ。コミュニケーション」という講座を受けていました。
     
    先生の質問に対して、こちらが自由に答えたり、
     
    こちらが先生に質問を紙に書いて渡して先生がそれについて答えてくれるという
     
    自由な授業でしたが、いつも得るものがあり、いつも涙がとまらなくなりました。
     
    「みなさん、コミュニケーション・マスターになってください。そうしたらきっと世界が変わります。
     
     コミュニケーションがすべてなんです。」とはじめの授業で言われました。
     
    初めての授業を受けると「初級コミュニケーションマスター」という小さな認定書をもらいました。
     
    なんだか、とっても嬉しかった。
     
    そのあとはもっと本格的に深い授業になったのですが、
     
    結婚でいま大きな問題を抱えているわたしは「パートナーシップ」の授業のときにおかしくなってしまい、
     
    他のアシスタントの先生にサポートされて静かに教室を退室しました。
     
    コミュニケーションと言葉のキャッチボールというけれど、
     
    ああいえば、こういう・・・ではなく、
     
    言葉の裏にある本心を受けとろうと努力をすることが大事です。
     
    言葉が本心とは限りませんから。
     
    この講座、実はまだ半分残っていて、先生にもできたらちょうどいいタイミングで私の講座が始まるから
     
    無理じゃなかったらおいでよーと言ってもらいました。今月末からなんですけどね。
     
    東横線乗れるかなあ・・・。
     
    ここからは浮世真理子先生のブログを引用です。
     
    被災地だけでなく、お子さんをお持ちの方のこころには響く内容ではないでしょうか。
     
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    被災地の子どもたち。

    被災地にいると、
    子どもたちのパワーに
    本当に力をもらうことがあります。

    子どもはいつも素直で、
    私たちのうすっぺらい同情心なんて、
    ふきとばすように日々過ごしています。

    避難所などでの子どもたちとの関わりは
    いくつがの注意点があります。

    1.こちらから押しつける遊びではなく、
    子どもがしたい遊びをすること。
    ただし、「~しよう」と
    みんなで遊ぶことを提案するのはいいことです。

    2.子どもは時々、
    大人やおもちゃを独占したがります。
    たくさんのものをなくした子どもにとって
    「独占しないで隣の子にも貸してあげなさい」
    と言われても、なかなか手放さず、
    時にはケンカになることもあります。
    なるべく人数分、
    同じおもちゃを用意するなどの配慮が必要です。

    3.かといって、
    暴力やケンカを容認しては、場が荒れるので
    しっかりと場のルールを守らせること。
    たとえば、おもちゃを貸すのがイヤで
    隣の子の髪をつかんだ女の子がいましたが、
    「だめよ」といってきちんと止めた後、
    「どうしたの?」ときちんと話をきいてあげる
    などが大切なのです。

    4.子どもはストレートに
    いろんな発言をしてきます。
    「お姉ちゃん、おうちあるの?」とか
    「ママは生きてるの?」など。
    そこでなんと言っていいかわからず、
    落ちこむボランティアもいますが、
    自然に会話しながら話を聞いてあげること。

    家もママもその子が話したい話題ですから、
    さりげなく「うん、家あるよ、なんで?」とか
    「どうしてママのこと聞くの?」
    と会話してあげてください。
    話したいことを、話せる環境が大事です。
    家があると言っていいのか?とか、
    この子のママは?と、
    質問に答えようとあわてるのではなく、
    子どもが自分のことを話したいサイン
    とみなしましょう。

    5.きちんと片づけをする、させる。
    避難所などだとどうしても場が散らかりがち。
    避難所に行ったら、
    子どもたちの遊び場をきれいにしたり、
    玄関の靴を片づけたりするお手伝いを
    積極的にしてください。

    まだまだたくさん、お伝えしたいことはあるのですが、
    まずは現地で子どもたちとしっかり関わりませんか?
    毎週、月曜日。
    石巻の子どもたちが、私たちを待っています。
    ぜひエントリーしてください。

    写真は学校ではなく、
    小さな市の関係施設で開催された被災地の入学式。
    http://livedoor.blogimg.jp/idearblog/imgs/0/c/0cb9df9a-s.jpg

    がんばれ!と思わず
    看板に向かってエールを送りました。

    心理カウンセラー 浮世満理子
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