ミシンカバー(Heavy hard cover)の一辺が剥がれています。

 

釘が2本も打たれていますが、もう全然効いていません。釘は頭が埋まっていたので剥がれた隙間を開き、裏側から釘をバイスクリップで掴んで板を戻すようにして頭を数ミリ出しました。文章では簡単そうですが、古釘でいいエクササイズになりました。出てきた釘の頭をネジザウルスでグリップして無事に釘抜き成功。

 

隙間にたっぷりと油絵用のナイフで木工ボンドを塗りたくり、荷物バンドとクランプで固定。

 

 

内側はコーナー補強用の角材が一本なくなっています。それにベニアもかなり剥がれています。

見えないし、強度的には現在問題ないし・・・どうしようかな?

 

買い物のついでにHCで水性塗料買いました。水性ニスに混ぜて使おうと思ったのですが試してみたらニス上にも弾かずに塗れたので、最初はビビって水で薄めて色試し。結局原料のまま重ね塗りしないと色が薄かったです。この後、残った凹み部分と抜いた釘痕に木工パテを埋め込み、翌朝パテ部分を塗装して、全体を蜜蝋ワックスを塗って仕上げました。あまり擦れるものではないので色落ち留めのニスは省略です。水性ステインを買おうと思っていたのですが、いい値段するんですね。使う量も微々たるものなので、失敗しても後悔しないように半額以下で買える水性塗料にしました。キャップに付着した分だけでほぼ塗れたので(笑)正解だったと思います。

 

ミシン修理と言うより、木工作業になっていますね。ミシン本体は元気に動いています。