橘清芒 昭和時代の歌人
連休の土曜 深夜の道
両手に袋踊るリズム
笑顔こぼれ 街の灯り
喜び染める ハチダンスよ
日曜の朝 犬抱えて
せっかちおばさん靴音響く
カッコンカッコン リズム生まれ
朝の散歩に街が目覚む
亀の甲に 春の温もり まといゆく
カビを払って 日向に出でし
長い眠り 覚めし亀よと 笑うよう
光浴びて 乾き潤す
橘清芒は昭和時代の歌人として知られており、その作品には日常の風景や自然の美しさを巧みに表現したものが多いです。彼の詩は、生活の中に潜む喜びや感動を捉え、読者に温かい気持ちを与えます。上記の詩でも、連休の街の様子や犬との散歩、春の温もりなど、身近な情景をリズミカルに描いています。
特に「両手に袋踊るリズム」という表現は、楽しげな雰囲気を醸し出し、読者にその場面を感じさせます。また、「亀の甲に春の温もり」という句では、自然の中で感じる暖かさや生命の息吹が表現されており、詩全体にリズム感を持たせつつも、静かな感動を与えています。
橘清芒の詩は、日常生活の中に潜む美しさを通して、人々に共感を持たせる力があります。彼の作品を通して、私たちも日常の小さな幸せや自然の美しさに目を向けることができるのではないでしょうか。
