私の気持のせいなのかもしれないけれど、曇った空が今日は物悲しく感じてしまいます。


一ヶ月ほど前、私のブログの「親父のパンツ」 という記事で、父の身体に異変が起きたことを書きました。その後検査入院などを経て、癌であることがわかりました。私が思っていたよりも厳しい状態になっていました。元々私の実家の家系には癌になった人が極めてすくなかったので、少々油断していました。「日本の平和ボケ」ならぬ「我が家の健康ボケ」です。


父は非常に古いタイプで尚且つ厳格な人で、今でも一緒に住む姉の家族までも含めて自分が家長だという意識で姉の子供の教育にもいちいち口を出す、典型的なうるさい親父です。

姉の子供たち(4人!すごい!姉妹で子供4人だから、人口減少しないレベルは保ってる?)も決して順調に大人になって行っているわけではなく、長女は就職して、たった半年で挫折しフリーター生活ですし、長男は就職先が決まっていたのに、大学のゼミの教授とそりが合わず、最後になって一方的に退学を通達されてしまったりで、姉も悩みが尽きないようです。


子供のころ、全ての愛情や関心は姉に傾けられ、その重圧に耐えられず中学のころから、家出ばかりしていましたが、父が勧めた結婚相手をたった一度のデートで惚れこんでしまって一発で結婚を決心。それからずっと両親と一緒にくらしています。すっかり両親は姉任せ。


大学を出てすぐに結婚した私は、仕事に熱中するようになってから、親との折り合いが悪くなり一時期は殆ど実家と関係をもちませんでした。普通に親しく付き合えるようになれたのはこの10年くらいです。それも、姉の子供の教育の問題や母の病気で家族みんながギスギスしてしまったのがきっかけでした。


実家に困ったことが起きると、何故か私の出番になります。豪華なクルージング旅行も、宝石などのコレクションも両親と姉だけで楽しんでいましたし、そうした華やかな家族の楽しみにはいつも私はよその人なんですよね。


でも、困ったときにだけ、私を頼りにしてくれます。

父のこれからの治療方針についても、姉たちが先生から話を聞いてきてそれを私に伝え、私がメールでこうしたら良いのではないかと方針案を書いて、それを姉がプリントアウトして父に見せ話し合うという格好です。変わっているでしょう?家族そろって普段は威張っているくせにいざとなるとおろおろするばかりで何も決断できなくなるのです。


10日ほど前、父が一旦退院し、その後引きこもり状態になっているので何とか元気付けて欲しいと先週、姉から連絡がありました。先週末はどうしても断れない予定があったので、今日これから父の元へ行きます。


・・・で、お土産は近所のおすし屋さんに頂いた極上のクエ料理とオリジナルの大吟醸酒。それにおまけは私のなぁ~んも心配してなさそうな「のんきな笑顔」。これが一番大事なお薬のようです。


私の元気加減を感じてもらうためにちょっと工夫もしました。

この間病気発覚時に行ったときには白髪が目立つと寂ししそうにしていましたので、今回はその寂しさも挽回!完璧なカラリングとケラスターゼケアでつやつやです(笑)。

また親父は結構シックなおしゃれを好むので雨模様を吹っ飛ばして、こんなスタイルにしようかと。



こんな感じのシックなエレガンスのイメージで・・・言ってみようかとさっき選びました。

雨にはご法度の白のシルクワイドパンツ。それにチュールのトリミングが上品な一枚仕立てのチェックのラップコート。うーーん。ついでにBAGも白で行っちゃえ!実家には全然似合わない格好だけど、ちょっと刺激しちゃいましょう。


更には、ちょいと細かいところも凝ってみましたよ。



こうして見るとまさにおばさんの手まるだしですねぇ。

でもまあ、気持を切り替えて・・・・。っと。

こちらもシックで少し繊細系のネールアート。どーだ!親父!



私とて心配な気持いっぱいなんですけど、期待されているのは「親父への元気注入」頑張らなくちゃ。

よし!駅を降りたらうちまで思いっきりスキップして行こう!