ぷーかが入院する日は、土砂降りの雨だった。


荷物は大きなバッグ2つにまとめて、(ぷーか、汗っかきだからTシャツ多めに持って行った)


入院病棟の受付へ。(母が車で連れて行ってくれた)


入り口は混んでて、ちょっと待ったけど、


無事に受付を済ませて、ぷーかの入院する階の病棟の、共同フロアみたいなとこで、母と待ってた。


ぷーかを担当してくれる看護師さんと会って、荷物を大部屋のベッドに置いたら、


まず、病院内の歯科にかかって、虫歯がないかとか調べたり、歯石を取ってくれたりした。


手術で全身麻酔を受ける人は、みんな歯科を受診するんだって。


それから、麻酔科の先生にあって、「こんな種類の麻酔をしますよ」という話をした。


それから、病室に帰って、ぷーか、疲れて寝ちゃったんだけど、


のちに、少し後悔する・・・。


だって、夜に、眠れないからさ。


手術前で緊張するし、「眠らなきゃ」って思えば思うほど、負のループ。


だから、ちょっと疲れるけど、昼間はなるべく起きてた方がいいのね・・・。


そういえば、入院する人はみんな、パジャマとか借りたり、テレビカード買ったりするけど、


ぷーかは、パジャマは、上はTシャツ、下はリラコ(ユニクロ)のスタイルだから、(暑がりなんです。)パジャマは借りなかった。


テレビも、基本見ない。音楽聴いたり、スマホでインスタ見たりする派。


なので、ヘッドホンは、持ってきた。イヤホンより音漏れもしなくて、大部屋でも安心。



さっそく、入院に必要な荷物をそろえ始めた。


病院の人がくれた持ち物チェックリストには、


洗面道具、着替え、ティッシュ、履き物(かかとが覆われ、滑りにくいもの)、

イヤホン(テレビ用)、印鑑、筆記用具、

あとは、持病の薬とか、提出書類とか。


ぷーかは、母がお見舞いに来てくれるから、


最初の2〜3日分だけ持っていって、後で持って来て貰えばいいんだけど、


その間、どうしても、濡れたタオルや洗濯物は出るので、

(手術の前日は、入院先でお風呂に入って身体をキレイにしなきゃいけないそうだ)


100均のセリアで、折りたためるハンガーやら、洗濯バサミやら、

ネットで調べて「あると便利だよ」とあったS字フックやら、

濡れたものを入れても平気な「折りたためるランドリーボックス」とか、

歯磨き用に、小さい「折りたためるシリコーンカップ」などを買い足した。


入院先の大部屋の病床数とか、1人分のスペースとか、全然知らないから

(入院の手続きの時、質問すればよかった)


なるべく「折りたためる系」の道具がいいよね。


病棟には、Wi-Fiとか、ネット環境は整ってないって書いてあった。

iPhoneはいいとして、iPad、持って行こうかなぁ?どうしよう。

(iPad、荷物に入れると結構重い・・・)


とにかく外科手術を受けたことがないので、術後にどのくらい元気かわからない。

荷物、迷い中。



MRI撮影後の診察の、3日くらい後、


手術についての具体的な説明があった。


今後の妊娠、出産の予定や計画、希望を聞かれて


ぷーか、持病の薬、いっぱい飲んでるから、


飲み続けないといけないから、


妊娠、出産の予定はありませんって言った。


お医者さんは分かりましたって頷いて、左側の卵巣と、残しておくと腫瘍を再発させやすい「卵管」の2つを、


全摘する手術になりますと伝えられた。


そして、手術中に、摘出した卵巣腫瘍とかを調べてもらって、


もし悪性の部分が見つかったら、卵巣だけでなく、卵巣の後ろ側の脂肪の壁(腸とかを隔てているらしい)も、


ちょっと切り取って調べます、と言っていた。


この時点で、手術まであと5日。


前日に入院するので、その手続きもこの日にした。


持ち物揃えて、全部名前書かなきゃいけない。たいへん。


たくさんの同意書にも、名前書かなきゃ。