昨日は「国民統一の日」の祝日でした。広場では例のごとくステージが建ち、旧ソ連お国自慢?のスポーツの祭典が開かれました。
前に「ウォーキング大会」に参加したことを書きましたが、歩くことの爽快感に味をしめ、またロシアの同年代の女性達と触れ合うきっかけにもなると、大会を主催したЖеньшень という「歩こう会」の団体が毎週末に行う行事にちょこちょこ参加してきました。夏は天気の悪い日が多く、毎週と言う訳にはいきませんでしたし、基本的には団体から離れないようついていくのに必死で、一人黙々と歩いていました。それでも何度か参加しているうちに顔を覚えてくださる方もいて、休憩をご一緒したり帰りに車で送って頂いたり、写真を交換したりと徐々に知り合いが増えて来ました。
さらに平日夜に、Женьшеньメンバーの著書を読む「読書会」に参加したのがきっかけでSNSのグループにも入れて頂き、会費も登録もしてないけどなんちゃって会員になった気分。
昨日はそのスポーツの祭典で、我が женьшеньがエキシビションウォークを行うというので、これまた喜んで参加してきました。
これまでのウォーキングで、80歳のリュボーフィさんと知り合いました。最初に出会った時は、お友達とご一緒で、お二人して健脚、アクセサリーもネイルもバッチリで、楽しそうにおしゃべりしながらスタスタ進み、海辺では当り前のようにビキニ👙。私はというと日焼けと草木から身を守るため白塗り長袖、余計なものはつけず列からはぐれないよう、ぬかるみで滑らないよう必死。ウォーキングとはいえ、海の中を歩いて渡ったり、崖をロープを蔦って降りたり、私にとっては結構ハードなので、荷物はサバイバル用品以外最小限にとどめています。しかし皆さん、昼食はピクニックさながら皆で分け合う容量を用意して来られ、休憩中も泳いだり本を読んだり、余裕のよっちゃんなんです。
ある夏のウォーキング、日本ほどの暑さではありませんが8キロほどのウォーキングで持って来た1リットルの水もなくなりかけ、ヘトヘトになっていた私のそばで、何とこのリュボーフィさん、なかなか大きな石を拾ってリュックに入れ始めたのです。
えっ、何の鍛錬?
とびっくりして聞くと、綺麗な形の石だから、持って帰ってこれに絵を描くのだと。リュボーフィさん、小柄な方で身長は恐らく145センチくらいかと。私ならせっかく軽くなったリュックに石を入れるなんて考えられないところですが、絵を描くために持ち帰るとは、何とステキ!
その後何度かご一緒させてもらい、私にロシア語を教えてくださったり、写真の交換をさせて頂くようになりました。
そんな素敵なリュボーフィさんに昨日も私はくっついて歩き、Женьшеньюの行事終了後、美術館や教会など名所巡りをリュボーフィさんの説明付きでご一緒させて頂きました。
帰りのバス🚌、リュボーフィさんは途中のバス停で降り、そこから階段を上がって家の方向に向かいます。そろそろ風も吹いて来たし、お疲れだろうし、大丈夫かなぁ。
しばらく停車していたバスの中からリュボーフィさんを目で追っていたら、彼女は階段の途中で立ち止まり、バスが出発すると同時に私の方に手を振ってくださったのです。
ちょうど同じ方向から射し込む夕陽と、手を振るリュボーフィさんの姿に
久々に泣けてきました
現地の方と仲良くなりたいと思いながら、言葉や習慣の壁、どことなく感じる疎外感。無理に入ろうとせず自然に任せようと、参加できるものには参加し、誰かと話せなくても聞き取りの練習のつもりでその場に立っていました。
そうしているうちにこんな風に見送ってくださる知合いができた…(ロシアでは、"友達"と"知合い"の区別がはっきりしていて、"友達"と呼ぶにはまだまだ
)
と同時に私の帰りを待っているだろう姑のことを思い出し、
帰ったら親孝行しなきゃ。






