1か月経ちました。
毎日あっという間に時間が過ぎていきます。ロシア語の勉強という面ではこの1か月で進歩したというより、むしろ毎日新しい単語や知識が入ってきて頭が混乱している状態です。
そういうところは若い人たちと違って、身につくまできっと苦労するんだろうなと思いますが、
こちらで日本語教師をされている方に
「みんな同じです。とにかく繰り返し、繰り返しですよ!」
と励まされたことを思い出し、あまり落ち込まないようにしています。
生活に関しては、だいぶ慣れて来ましたが、50歳を過ぎてからの留学、行く前から覚悟はしていたもののやはり友達ができないことは寂しいなと感じます。
学生さんだと日本人同士、ルームメイト、韓国や中国から来ているクラスメイト、町で知り合った現地の学生など、すでに仲間が出来て飲みに行ったり楽しそうです。その点、いくら自分は「学生」のつもりでも、周囲から見るとただの変わったおばさんなので、挨拶は交わすけれど一緒に出掛けるところまではいきません。そこは、留学は若いうちにしておいた方が良いなと実感した部分です。
そんな中でも、たまに出会いがあります。
4月の終わり、イースターのお祭りを見に、中央広場に出掛けた時のこと。
ステージで次々演奏やコーラスが行われる中、歌の最後に「皆さん、手をつないで輪になって踊りましょう!」と呼びかけがありました。ステージから民族衣装を着た方たちが下りてきて一般の人を誘い、だんだん輪が広がっていく中、あるご婦人が私を誘ってくださいました。音楽が終わったあと、そのご婦人が「韓国から?」とおっしゃるので、「日本です」
と答えると、「あらまあ!」とびっくりしたした表情で、「私の姪が名古屋に住んでいて、私も10年前に日本に行ったのよ」とおっしゃるのです。姪っ子さんは日本人と結婚されているとのこと。
そして、「家に遊びにいらっしゃい」と電話番号を交換していただき、通信アプリでつながりました。お若く見えましたが、年金生活をしているとのこと。ロシアでは何歳から年金がもらえるのかな。
そして一昨日、天気もいいので一人で観光名所を巡ろうと出かけた時のこと。
あまり人通りのない、いつもと違う道を歩いていて、そこから見える景色をスマホで撮影していたところ、ヴィトンのお洒落なバッグを抱え、サングラスに素敵なコートをはおったスタイリッシュな若いご婦人が、日本語で
「撮りましょうか」
と声をかけて来られました。
聞くと、10年前に京都で勉強されていたとのことで、とても流暢な日本語を話されます。その方とも通信アプリでつながり、来週お茶をご一緒することになりました。
こんな私でも、街に出ると思わぬ出会いがあるんだなと
嬉しくなった連休でした。




