実はその病院は偶然にも37年前に父が癌で亡くなった病院です。当時私は高3で、予備校の夏季講習の行き帰りに父を見舞い、付き添う母へのお弁当を届けたりしていました。
あれから建て替えられ、当時とは全く別の建物になっていますが、足を踏み入れるのはあの夏以来です。それまで全く意識していなかったのに、なぜか病院が見えた途端に涙が出てしまいました。
人間ドックの検査結果を携え、重苦しい気持ちで待合室で順番を待つ間、色んな想像が頭の中を駆け巡ります。
今日はきっと血液検査でもしてその結果をまた年明けに聞きに来なきゃいけないんだろなぁ、航空券の予約の締切までに間に合わなければ出発を遅らせなきゃいけないかも。最悪の場合、キャンセルか...留学エージェントの担当者の方にメールしなきゃ等々
いよいよ自分の名前が呼ばれ診察室へ。消化器内科の女医さんは、話しやすくて心優しい方でした。エコーの再検査の結果、10年来持っていた血管腫だろうとの結論で、自分で前回の検査結果を確認すれば、これほどドキドキせずに済んだことでした。一応確認はしたのですが、腫瘤というワードに冷静さを失って考えが及ばなかったようです。いずれにしてもひと安心。
天気も良いし、運動がてらに一駅歩こうと歩き出して数分、平日なのに珍しく賑わっている商店街を発見。
