どうもポン酢です!、では前回の続き書いていこうと思います。よろしくお願いします。
そして手術当日
全然寝れなかったのに不思議と目が冴えていると言うか、もうやるしかないと言う感じになっていたと思います。
アスファルトから熱が跳ね返ってくる夏の感覚を感じながら、病院に向かい人生初の病室に案内されました、そして手術の説明を受け、そこら1時間ほど待った後、看護婦さんが迎えに来て、物々しい手術室が集まる階に着いた途端、緊張が込み上げてくるのがわかりました。
「もう左金玉とはお別れか、今までありがとうな」
と思いながら手術へ入り、人生初の下半身麻酔を行ってもらい感覚がなくなった瞬間、
手術開始
ドラマで見たことある事が自分の目の前で行われており少し感動しながら時間が経ち、ようやく金玉摘出されるという瞬間、すごく金玉が引っ張られてる感覚があり、麻酔効いてるよな?と焦った途端
麻酔科の先生「どうしました?」
俺「え?なにがですか?」
麻酔科の先生「いや、心拍数が上昇したので、何かあったのかなと」
俺「あー、金玉が引っ張られてる感覚があるのですが大丈夫なんでしょうか?」
主治医「笑、そりゃーこんな感じのことされてたらそんな感覚が起きてもしゃーないよ」
俺(笑ってるけど、何が起きてんだよマジで)
と思いながら金玉がとうとう摘出され
先生「じゃこれ鑑識に出すから、あとは縫合して、結果出るまで3日はかかるからまずは血液検査をやるね」
先生「血液検査の結果次第で抗がん剤治療やるか決めるからちょいと病室で待っててね」
過去に調べていた事があったのですが、この金玉摘出時点で腫瘍マーカーが正常値まで戻れば、抗がん剤治療をしずに経過観察になるらしいのです、
2時間半の戦いがようやく終わり、母が待つ病室に連れて行かれました。
そして先生と母が2人でお話しすると言って出ていって、腫瘍マーカー正常まで戻っててくれ〜と思いながら待っていると、先生が登場
先生「腫瘍マーカーなんだけど半分まで下がったけどやっぱりまだ下がり切ってないから抗がん剤治療やるよー」そいじゃ!っと帰っていきました。
マジかー、あの死んだ方がマシって言われるくらい辛いで有名な抗がん剤治療をついにやるのかー、本当にやだなぁー手術よりやだよー、
そして母がお見舞いに来てくれて、がんばろと言ってくれました。それだけで、頑張ろうと思えました。やるしかないと生きないとと、それから母は帰宅し、身体が麻酔で動けない中不便だなぁーと思いながら寝てました。
そして次の日、
朝起きると足の感覚が戻っていました。おー戻っとると少し動かした瞬間、
太ももに激痛が走り、この世で味わったことのない痛みが襲ってきました。メスを入れられたところがすごく痛い、足取れるんじゃないかと、
そして看護士に、
「もう今日からリハビリしますからね!」
、、、は?無理無理歩けないってと思いながら無理やり足を動かしながらリハビリをするのでした。
そしてついに夜ご飯食べていいですよとお許しをいただき、1日半ぶりのごはん、なんと鰻重が出ました!すげ〜いただきまーすと、ご飯を食べた瞬間
何故だか涙が溢れてきました。あー、なんか色々な感情がぐちゃぐちゃになり、泣きながらご飯食ってました。
早く家に帰りたいと。
そして一週間後、一旦退院することになります。
今回はここまで
あの時の縫合した場所の痛みはなんとも言えない痛みでした笑、トイレに行くのも一苦労、動く度に変な汁が出るしで災厄笑、退院した後もしばらくはその痛みとの戦いでしたね、
今回もありがとうございました。
また次回お会いできたら嬉しいです。