コンクールの授賞式が終了。


生徒達は授賞式で緊張しておりました。


授賞式後、和太鼓等の催し物が続き、父兄はケータイを使ってビデオや撮影を一斉に行う姿は、私達が子供の頃はなかった風景です。


私は今年の授賞式は、出品したコンクールの内容を説明いたしました。それから受賞した生徒と入選の生徒さん達を分けて名前を呼びあげる様にいたしました。

(受賞内容の差が分からない様にする配慮をやめました。)


そんなこんなで今期ももう少しです。



昨日授業をしていて1番大きな賞を取った生徒さんの作品展示に、担任が、私もその作品展をに行こ!と言っておりました。その生徒さんは、わんぱくな男の子。取った賞は、そこの県内で一位の賞。


今期初め、補助講師に付いていて貰った子でしたが、補助講師が初めて、私はあの子は見れない。と言った子でした。わんぱくすぎる事が理由です。


勿論最初その子は、私とも衝突していますが、、、、



可愛いです。



男の子は可愛い。と、男の子を持つお母さんがよく言うし、ウチの母など甥っ子は目の中に入れても痛くない程可愛い様子です。


多分、そう言う可愛いと思う感覚かも知れない。


補助講師は、あの子は センセが大好きですよね。センセと相性の良い子は、直ぐに分かる様になりました。と言って笑っていました。


担任は、授賞式に、この子のお父さんが来ないと言う事で、お父さんを必死に説得してくれた様です。担任は、多分あの子がお父さんに見に来て欲しい事を分かっていて、あの子の為に説得したのです。

担任の説得の結果、


お父さんは遂に、息子の晴れ舞台に仕事を休んで来る事となり、


授賞式ラスト、一番大きな賞状を貰うあの子を、ガールフレンドとと思われる女性と見ていました。


彼は父子家庭です。


担任がコッソリ、あの人がお父さんです。と私に教えてくれましたので


授賞式後、自らお父さんに近寄り話しかけました。


若いお父さん。多分作業着?だろうか?そんな服装。


あの子は、虐待の疑いで病院から何度か通報されていますが、お父さんの躾は厳しそうです。


私は、あのお父さんは、叩いたりするかも知れないけれど、病的虐待をするお父さんには見えませんでした。


私は私の教室に欲しい生徒さんだと思っている子ですが、あの子の環境を考えれば、それは無理です。






あの子が今後ずっと幸せであります様に。と多くの人が思っているでしょうし、


私もです。



ネット画像。