私は、中学受験、高校受験、大学受験、大学院試もすべて経験してるコンプリート受験生です。そしてすべて一般受験。

そして、公立高校から現役で早慶合格、そして国立大学院を修了しています。


私はごくごく普通の共働き家庭で育った普通の子どもです。


小学校受験だけは経験していませんが、これだけははっきり言える。1番大変だったのは中学受験でした。(そして1番ラクなのは院試笑)


結果的に、中学受験でN4科目偏差値で、40から45あたりを受験し、全敗。まさか40前半の学校に落ちると思ってなかったので、子どもながらに傷つきました。

当時、私の通う小学校から中受をする子どもは私ともう1人といった、ものすごく少数派でした。


私は、バスの吊り革広告の日能研の「シカクイ頭を丸くする」の問題を見て、こういう問題解いてみたいと親に言って、Nに通わせてもらうことになったようです。4年生の入塾テストを受けて、1組(当日は、上から、特、1,2,3という組み分け)からのスタートでした。


小学生ながらに、受験勉強は大変でした。

学校では勉強に困ったことはないのに、日能研に行くと全然出来ない。そのスパイラルで、やる気はどんどん落ちていく。そのまま最下位クラスの後ろの方の席になり、同じ小学校の友達がいっている別の塾へ転塾したのでした。親にお金を払わせて申し訳なくも思っていました。


何が言いたいのかというと、中学受験の段階で、私が早慶を目指せたかというと、そんなことは全く想定できなかった。偏差値40から45の幅が自分の住む世界なんだと考えていました。


全敗してちょっとは傷ついたけど、半分は、「これでみんなと同じ中学に行ける!」という嬉しい気持ちでした。子どもってそういうものなんですニコニコ


結局、地元公立中学から公立高校に進学。田舎の地元高校ですが、偏差値でいったら65を超えていました。中学受験を経験しているという変な自信が、公立中で成績上位を維持する心理的効果をもたらしました。部活だって楽しめた。友達ともたくさん遊べた。いい友達がたくさんできた!


大学受験の勉強は大変だったけど、中堅塾で細やかにみてもらい、頭が良いわけでは決してなかったが、勉強量でカバー。この大学に行くんだというモチベーションがあったから頑張れた。


その大学塾で、中学受験塾で一緒だった男の子と偶然遭遇。彼は御三家に進学して、当時最下位クラスの私を馬鹿にしていた。

でも、結局、大学受験のクラスは、同じクラスをとっていた。大して、変わらない感じだった。

中学受験ってなんなんだろう?


結局、御三家の彼は一浪し、地方医大へ。


大学で、附属出身者と出会って感じたのは、「この人たち、勉強してきてないな」ということ。

チャラチャラしていて、何だかなーという感じでした。大学で仲良くなった友達は、中高一貫の女子高校出身者や、私のような公立高校からの進学者でした。地方勢も多かった。

みんなそれぞれの道を進みましたが、今でも時々会ったりする一生の友達になりました。

でも附属出身者も、実はいい奴もいて、まあよかったけどね。


もし、中学受験をする子どもがいたり、小学校受験で悔しい思いをしている方がいたら、言いたい。


中学受験にもし失敗しても、それは本当に失敗だったと言い切れるか?

長い目で見たら、その失敗は、成功につながってるのもしれない。


特に小学校受験なんて、月齢や発達特性、発達がゆっくりor早めなど、そんな5歳とか6才の段階で、どの子が優れてなんてどうやって決めるのか、今のところ、なんか疑問。


疑問があることって、知りたくなる。

小学校受験だけは体験していないので、説明会にちょこちょこ出てみようかなと思ってるニコニコ


子どものおかげで、新しい世界を知れるのって、楽しい。私、初等教育にはとても関心があるから、子どもの教育方法や学校方針を聞くのが好きなんですチューリップ