・妻は夫を主君として仕えよ
・夫兄弟や親戚を敬愛せよ
・女子は成長して、嫁に入り、夫と親に仕えるのであるから幼少のころから過保護にしてはならない


これって 何だかわかりますか??
日本は 他国と違って 元々男尊女卑の国

上記は
江戸時代の本草学者、今でいう生物学者の貝原益軒によって書かれ後々まとめられた“女大学”の抜粋です。

オンナの私から見ると
もう 益軒 パンチ!的な 内容ですよね。

これ以外にも
・容姿よりも心根の善良なことが肝要で、従順で貞節そして情け深くしとやかなのがよい
・衣服はあまり目立たず、分相応に、清潔を保つこと


ここまで言われると もう 大きなお世話!って感じます。

そんなわたし
こういったことに対して 外国の反応はどうだろう?!と思っていたのですが、
丁度、FaceBookの女性取締役に就任したシェリル・サンドバーグ氏の著書の紹介を通じて
アメリカでの興味深い調査結果が掲載されていました。
(中国語版WSJに掲載されていたものですが、掲載期限が切れていた為、他のリンクを貼ります)

要成功,也要受欢迎

アメリカは 人種差別はあるが、男女は平等かと思っていた私。
結果は興味深いものでした。

コロンビア大学とニューヨーク大学の教授が、とある実験を行ったのであるが、
それは、女性企業家のHeidi Roizen氏の実際の物語をもとに研究を行ったもので

実験に参加した半分の学生にHeidiの物語を読ませ、もう半分の学生にHeidiの物語と同じもので、主人公の名前をHoward(男性)に変えたものを読ませ、主人公に対する印象を調査した。

全ての学生がHeidiにもHowardにも高い能力があるとの認識があり、尊敬もしているのであるが、
皆、Heidi よりもHowardと一緒にいたいと思っており、
更にはHeidiは大変我ままであり、一緒に居たいとは思えない人種である との印象が強かった、とのこと。

繰り返しとなるが
興味深いことに、2組のデータは、内容は全く同じ物語で、ただ名前と性別が違うだけのものを使っての実験であったが
受けての印象は全然違った のである。

つまり、男性にとって成功と人気は正比例するのであるが、女性はどうか?というと、残念ながらその反対である。

では、それは何が原因か?というと
どうも“固定概念”らしい。

男性に対する固定概念とは
「提供者で、決断力があり、積極的に取に行く」
また、女性に対する固定概念とは
「人を愛し、敏感で公共事業に熱心」
こういった固定概念の呪縛により
成功して賞賛される男と 成功したら疎まれる女 となってしまう。
よって
国によって 程度の差こそあれ

オンナは成功しても 日本でも アメリカでも中国でも 世界中どこでも 成功していないふりをした方がいい らしい。。。
そう
謙虚に謙虚に
そうすると 何もしなくても、評価は上がります。
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