リーダーの栞という項目で、今年の本ということで紹介されてました。
各界のリーダーが推奨する本ということの中でいろいろありました。
『習慣の力』とか『7つの習慣』とか・・・
紀伊国屋書店の第一位の本では『嫌われる勇気』という本でした。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/ダイヤモンド社
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承認欲求を持たないことを勧めているという本ですが、
いろんな本の根本を見ていくと、
な~んだ・・日本には昔からある考えじゃないか!!と思ってしまいました。
宮本武蔵しかり、古人の剣術家、茶道家、書道家などなど・・すでに完成されて進化してきてるじゃないと・・・。
宮本武蔵では、不動心がありますね。柳生でも『丸橋』というものもあるし、『不動智神妙録』という沢庵和尚の教えもありますけど・・・。
不動といっても動かない石とか岩ではなく、自由自在に動きながらとどまらない心という。
煩悩などは安定せず動揺しているのであり、とどまらぬ心は前後を際断した絶対の現在だから、不動の巌の心だと・・・。
まぁ、こだわるなということでしょうね。
過去において考えぬかれたもの、それも生死のかかった現場を切り抜けてきた人物の言葉ですから、断然重みが違いますけどね。
私的には両方の良いところをいただきたいものです。