東電・・どうする気だ? | まだだ、まだ終わらんよ!

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人は同じ過ちを繰り返す・・・

yahoo.ニュースより

 東京電力福島第一原発事故の後、にわかに関心が高まった甲状腺。甲状腺には、どんな働きがあり、異常があると健康にどう影響するのだろうか。

 甲状腺は、首の喉仏と鎖骨の間にあり、チョウが羽を広げたような形をしている。海藻などから摂取したヨウ素を使って甲状腺ホルモンを作る。

 甲状腺ホルモンは、細胞の新陳代謝を活発にする働きがある。生きていくのに欠かせないホルモンで、脳の下垂体から出る甲状腺刺激ホルモンにより、血液中に分泌される濃度が調節されている。

 甲状腺ホルモンが過剰だと、動悸、脈が速い、汗をたくさんかく、手が震える、不眠、疲れやすい、意欲が出過ぎてイライラするなどの症状が出る。高齢者は不整脈が表れることもある。免疫の異常で甲状腺を異常に刺激する物質(抗体)が作られてしまうバセドー病などが代表的だ。

 逆に、不足した状態が「甲状腺機能低下症」で、活力が失われ、無気力、脈が遅い、寒がり、便秘、むくみ、脱毛などが表れる。妊娠中だと流産や死産の率が高まり、胎児や小児では成長や発達の障害の原因になる。成人で多いのは橋本病。これも免疫の異常の一つで甲状腺を攻撃する抗体が作られ、甲状腺に慢性の炎症が起きる。

 宮下クリニック(群馬県高崎市)院長の宮下和也さんは11月、今回の原発事故後、甲状腺疾患で通院している患者に甲状腺機能の低下傾向があると、日本甲状腺学会で発表した。

 治療で甲状腺機能が正常に維持され、事故以外に変動に関する要因がない1175人の事故前と事故後3か月以内の甲状腺ホルモン(フリーT4)と甲状腺刺激ホルモンの変化を調べたところ、約80%で甲状腺機能の低下傾向が見られた。1175人のフリーT4の平均値は1・37から0・92へと正常下限まで低下。低下を補うために分泌される甲状腺刺激ホルモンの平均値は1・5から5・2と、正常上限の4を上回った。

 一定量以上の放射性ヨウ素を取り込むと、甲状腺機能は低下するが、宮下さんは「被曝量がわかっていないので、放射性ヨウ素の影響かどうかは不明。また、機能の低下が、甲状腺がんの発症に結びつくものではない」と話す。

 体の成長や脳の発達に必須のホルモンだけに、妊婦や子どもへの影響が気になるところだが、赤須医院(東京都港区)院長の赤須文人さんは「お子さんなら身長の伸びと甲状腺の腫れをチェックして」と話す。子どもの甲状腺は胸開きの少ないブラウスの第一ボタン辺りにあり、上を向かせて腫れを見る。腫れがあるか、身長の伸びが急に鈍るようなら、医師に相談する。ホルモンは血液検査で測定でき、機能低下が見つかれば甲状腺ホルモンを補うことで治療できる。

 宮下さんは、「昆布の食べ過ぎなどで機能が低下する人もいる。1日に必要なヨウ素は0・1ミリ・グラムで、昆布の乾燥重量なら0・1グラムくらい。日本人なら大抵の人は十分な量を取っており、海藻類の極端な食べ過ぎやヨウ素のうがい薬の使い過ぎなどには注意してほしい」と話している。(館林牧子)

アップ

これからの子供たちにどうやって償うつもりだ?

なのに電気料金値上げ・・。

会社として維持できないのなら潰れてしまえばいい。

そして、新たに違う組織が維持すればいいじゃない?

ほんとに・・・大きな組織には甘いね・・。