yahoo.ニュースより
26日に鹿児島、宮崎県境にある霧島山系の新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)が噴火した影響で、27日も両県のJR線など交通が乱れている。鹿児島地方気象台によると、26日夜には高さ2000メートルに達した噴煙は27日午前9時現在で約400メートルまで下がったものの、小規模な噴火が続いており、引き続き注意を呼びかけている。また、噴火のため、宮崎県では住民が一時、自主避難した他、小中学校の一部で登校時間を繰り下げるなど、市民生活に影響が出始めている。
【写真ドキュメント】霧島山系 新燃岳が噴火
火口から約7キロの宮崎県高原町(たかはるちょう)皇子原(おうじばる)地区では高齢者など9世帯14人が27日未明に役場近くの総合保健福祉センターに自主避難した。同日朝には帰宅した。
JR日豊線の田野-国分駅間、日南線の青島-志布志駅間、吉都線全線が始発から運転を見合わせ。また、26日夕から上下線とも通行止めが続く宮崎自動車道・田野-高原インターチェンジ間は視界不良で解除見通しが立っていない。
また、宮崎県都城市内の小中学校3校では、始業時間を1~2時間遅らせた。
一方、新燃岳の警戒レベル引き上げに伴い、鹿児島県霧島市は26日夕、半径2キロ以内にある5カ所の登山口を封鎖した。他の登山口でも立ち入り自粛を求めている。
鹿児島地方気象台は「火山活動はまだ始まったばかりなので、今後も活発と落ち着きを繰り返す。大規模な噴火の可能性もある」として、噴石や降灰への注意を呼びかけている。【小原擁、中村清雅、黒澤敬太郎】
◇曽於市でも降灰確認
新燃岳から南南東に約25キロ離れた鹿児島県曽於市でも26日夕方ごろ、降灰が確認された。
同市によると、午後4時ごろ、辺りが暗くなり、徐々に灰が道路や車に積もったという。被害はなかったが、同市職員は「桜島の灰が降ることはよくあるが、新燃岳の灰は経験したことがない。みんな最初は桜島の灰だと思っていたのでは」と話した。【黒澤敬太郎】
私の記憶では、火山灰は小さなガラスの破片だと記憶してるのですが・・・。
砂ではなかったような・・・。
何にせよ、被害が大変だと思います。