梅の香りが残る小石川後楽園へ出掛けてきました。
水戸徳川家の中屋敷の庭として、二代藩主光圀のときに完成しました。
園の北側に続く築地塀。
屋根瓦には、徳川家の裏家紋である六葉葵が刻まれています。
今度は高い石垣。
開いたところを見たことが無い門があります。
作業車両用、もしくは非常用と言ったところでしょうか。
塀に沿って進んで行くと、ここからは「江戸城外堀石垣再利用範囲」との標識。
なんとなく歴史を感じる築地塀。
石材には「山」の字が刻まれています。
備中成羽藩山崎家の刻印です。
園の南側の外周には、最近できた遊歩道があります。
築地塀に沿って緑が植えられ、ここには紅梅、白梅が。
六葉葵の瓦に水戸家らしい梅の花が小石川後楽園らしい雰囲気を醸し出しています。
ちなみにこの先にある東門は、かつては正門として使われていましたが、
今はめったに開かれることはありません。
私にとってこの門は、青春の思い出に繋がる大好きな門なのです。