少しずつですが初代デブ馬同士の配合数が増えてきてました。
その配合結果にはばらつきが結構あります。
一番いいときは2落ちです。
2落ちは2度(弥生3.0と古馬GⅡ5.1)出ました。
そのうち1頭は母親がWBCコメで連対して引退し、
父親がデブでGⅠを勝つという分かりやすい当たり馬同士での配合でした。
もう1頭は、両親ともにグレコメでデブGⅠで連対もせず、初戦オッズも50倍を超えていて、
どう見てもありふれた初代馬で当たりの要素は見当たりません。
それでも2落ちができたのです。
高額餌をたくさんあげているとはいえ驚きでした。
ちなみに上記2頭のIN枚数のそれほど大差はないと思います。
一方ひどいときは10落ち以上もあります。
最近の中では古馬GⅡ6.1(12落ち)が一番悪い結果です。
グレコメ、連対無し、初戦オッズ悪い、IN枚数は少なめでした。
(INは少めとはいえ、調教を含めて1週平均18~20枚です)
ちなみにこの馬はそのあと2代目古馬GⅡ5.9(10落ち)の馬と配合し、
三歳GⅡ3.6(8落ち)となり、2代目GⅡ5.7の馬と配合し、
4代目で古馬GⅡ5.3(4落ち)となりました。
こういうなかなか伸びない系統は時々出てきてしまいます。
直近のデブ馬配合は、グレコメ、GⅠ連対無し、初戦オッズ悪いもの同士で
古馬GⅡ5.4(5落ちでした)
これが私のデブ馬作成の平均値近くだと思います。
結果が悪かった馬から始まった系統は4代目でやっとそのレベルに到達です。
実に3倍以上の時間がかかっています。
高素質馬が生まれやすい傾向の考察は一旦置いといて、
ここから本題ですが、大事なのは2代目の素質を確認し、
その馬の素質にあった相手と配合させて素質を上げていくことだと思います。
例えば
2落ちと7落ちの格差配合をすると3落ちぐらいの馬が生まれることはままあります。
性別難などの苦しい状況下では致し方ないでしょうが、性別難もなく同格相手がいればまず避けたい配合です。
2落ち馬からみれば3落ちは素質ダウンなわけですから、非常に勿体ない配合になります。
しかし、素質チェックせずに2代目同士を配合していたら、
こういったもったいない配合になってしまっているかもしれません。
私の場合、最近のいい結果の馬と悪い結果の馬との配合は絶対避けなければなりません。
上記の例ですと、2落ち相手には同格の相手を用意すれば、
次世代でMAXという可能性は結構あると思いますし、
7落ちはこちらも同格相手と配合して、少しずつ素質を上げていけばいいのです。
高素質馬の素質ダウンさせるよりも効率的な方法だと思います。
素質にあった相手を配合することで、効率よく素質を上げられると思いますので、
初戦オッズ(=素質)の確認というのは重要になると私は認識しています。
やっている人は少ないと思いますが、
2代目以降の未出走プール漬けやデブ化させるというのは、
素質チェックができないというデメリットがあるわけです。