東京メトロ広告借り切り 外務省の日ロ青年交流事業 | ポニョのブログ

東京メトロ広告借り切り 外務省の日ロ青年交流事業

 外務省は九月から、四月の日ロ首脳会談の際に年間百人程度から五百人へと規模拡大で合意した日ロ青年交流事業の宣伝強化に乗り出す。


 事業が知られておらず応募が低調なためで、「交流事業を通してロシアや北方領土への関心を高めてもらう」(同省ロシア交流室)狙いもある。


 主な宣伝方法としては東京の地下鉄「東京メトロ」で、広告スペースをすべて借り切ってポスターを掲示する車両を、九月下旬まで一日二本走らせる。


 ポスターは、ロシアで活躍する日本人、日本で活躍するロシア人を五人ずつ紹介。日本人ではボリショイ・バレエ団員や日本食レストランの料理長、ロシア人では日舞研究者、歌手などが登場する。


 人気のアニメ映画「崖の上のポニョ」の予告編でも宣伝するほか、ポスターに掲載された十人の生活を動画で紹介するウェブサイトも作成する。経費は総額五千万円。


 同事業では青少年団の短期派遣・招聘(しょうへい)や、日本語教師の派遣、ロシア語教師の受け入れ、若手研究者の派遣・招聘などを実施している。


出典:北海道新聞