(平成23年)1月19日から再び噴火、22日26日 と短い間隔で噴火し、宮崎県 都城市 や遠隔地の日南市 にまで降灰が及び、26日15時40分には火口 から1500メートル上空まで噴煙 が上がるのが確認された[5] 1月27日 15時41分には52年ぶり[6] となる爆発的噴火が麓から確認され、火口から2500メートル上空の高さまで噴煙が上がり[7] [8] 、山頂付近では火砕流の発生も確認された。噴火警戒レベル はレベル2からレベル3へ引き上げられた。新燃岳において噴火警戒レベルが3へ引き上げられたのは、噴火警戒レベルの導入後初めてである。空振が九州地方 各地で発生し、最も離れた所では四国地方愛媛県高知県 にまでに伝わった。火口付近では火山雷 なども起きた。地元高原町 では避難する世帯もあり、暫くは地響きに伴う振動も継続中である。

1月28日 の午前中に東京大学地震研究所 による観測が上空からなされ、火口内では火口湖 が消失し、直径数十メートル程度の溶岩ドーム が出現したと発表された。同日午後12時47分に再び爆発的噴火が起き、噴煙は火口の上空1000メートル以上に上がった[9] 宮崎市 や都城市に火山灰 が降り積もった。国土地理院は新燃岳は火口の真下の深さ約3キロメートルと、火口からの西北西に約10キロメートル離れた深さ約6キロメートルの2ヶ所にマグマ が貯留していることを報告した。火口の真下には東京ドームの0.8杯分にあたる約100万立方メートルのマグマが、西北西には東京ドーム5杯分にあたる約600万立方メートルのマグマが溜まっていると推定され[10] [11] 、今回の噴火によって膨張傾向にあった新燃岳の体積が縮小したことも判明した[11]

1月30日海上自衛隊 鹿屋航空基地 第72航空隊の協力を得て上空からの観察を行ったところ、火口内の溶岩ドームが直径500メートルにまで成長し、中心部の高さは火口縁付近に達していることが確認された[12] [13] 。宮崎県高原町は30日深夜、「火山が非常に危険な状態にある」として火口の東側にある町内の512世帯約1150人に避難勧告を出した。火口から2キロメートル以内の入山規制が3キロメートル以内に拡大された[14] [15] 。この噴火によって火口内に出現した直径500メートルの溶岩ドームにより、観光地として有名だった新燃池は消滅した。2月1日 7時54分に4回目の爆発的噴火が起こり、火口の南西3.2キロメートル地点で458.4Pa の空振を記録し[16] 、100枚以上のガラスが割れ、6キロメートル地点の霧島市 牧園町の霧島温泉クリニックでは負傷者が出た。火口から南西約3.2キロメートルの地点に70×50センチメートルの大きさの火山弾と、直径6m×深さ2.5メートルの広さの穴が見つかった[16] 。そのため、入山規制が4キロメートル以内に拡大された[17] 。火山灰や噴石の噴出量は26日の噴火から2日間だけで約7000万トンと推計される[18] 。4回目の爆発的噴火の後に溶岩ドームの直径がさらに拡大し600mとなった事が判明した。溶岩ドームが火口に蓋をする形となったため、内部の圧力が高まり、溶岩ドームの頂上を吹き飛ばず形で爆発的噴火の間隔が狭まった[19] 。山体の収縮の速度は31日から鈍化している