今年に入ってから、初めてクラブを握る人が、クラブを買ってアイアンにはフィルムが貼ってある状態で5組ほどのコンペに参加されて来る。


そんな人が数人入って居るんです。😰


マーシャルが総出で頑張ってもハーフ3時間。



この時期の日没は4時半です。


倶楽部では4時頃最終組が上がれる様に考えておりますが、ラウンドで1時間以上オーバーすると5時。


もうボールは見えない暗さになります。


はじめたばかりの人ではなく、ハーフで90回以上叩く人も増えて来ました。


先日の人はラウンド193回。😭


少し前ならこういう人には先輩がついていて、『クラブ数本持って走れ!』って急かしてくれたものです。



しかし現在は、そういううるさく言う先輩とは来ません。


和気あいあいと急ぐ事なくのんびりと・・・


それが楽しいゴルフとなって来ました。😰




コース側が詰め込み過ぎだからだ!って意見が有ります。

 

確かに少し多めに感じます。


18ホール保有するコースでは、1日32組以内が最終組のホールアウトを日没前に余裕で終了させられる組数です。


でもこれ、ラウンド1万円くらいのコースでは赤字になります。


ゴルフ場経営でかかる経費。


人件費

土地代 

コース管理費

レストラン運営費用

クラブハウス維持管理費

ゴルフ場利用税


ゴルフ場利用税にはそのゴルフ場の規模によって変わりますが、最低でも400円から1200円になります。


例えば食事付き10000円だとすると、10000-1200=8800円


1日の組数が30組だとして30×4=120人


120人×8800円=1056000円。


所得税10%引いて950400円。


勤務している人が全員パートさんだとして、時給1000円だと7時間勤務として350000円。


※ 正社員も居るので実際はこれ以上です。


これだけで残り60万円ですよ。


そこに、コース管理費には機械維持管理費に薬品や燃料費。


これだけで1日の売上のほとんどが消えて無くなります。


その他、土地代や諸々費用が赤字となります。


その赤字をカバーするのは組数です。


32組だと赤字なので40組。


これが入らなければコスト削減するしかありません。


そのコスト削減は品質の低下となります。


そんな状態なのに、ハーフ3時間を当然の如く。。。😰



これが平日でも1人2万円以上払っていただくと品質が保てます。


組数も減らせますのでゆっくりラウンドされても問題ありません。


だから、ゆっくりのんびりラウンドされたい人は高級コースに行ってください。


ただし、高級コースでは会員の方の目が厳しいです。


ゆっくりのんびりとは出来ない様になっております。


という事で、ハーフ2時間10分を守れない方はしっかり練習してからコースに出てください。