もう吾輩は本定年なんですが

 

今思うと


役職定年というのは江戸時代における「隠居」のようなものだったなと

 

 

家督を息子に譲って隠居となる

 

サラリーマンで言えば

 

たとえば部長

 

部の扱いがいかほどだったかは知りませぬが

 

それを筆頭部下の課長?に譲り

 

役職のない一介の〇〇さんとなる

 

名刺にはシニアマネージャーとかなんとか

 

 

しかし不測の事態に裏で動いて

 

問題解決、扱い奪取 とか

 

 

 

昔から、そんなご隠居が実は剣豪で

 

事件を解決する時代劇はありました

 

 

自分が若い頃は、爺さん頑張る面白い設定、と

 

読んでましたが

 

 

年を重ねてからは、その主人公の活躍に

 

甘く見るなよ年寄りを、、、なんて思い入れて

 

 

 

剣客商売の秋山小兵衛

 

三屋清左衛門残日録の清左衛門

 

そして、検索して知った

 

無用庵隠居修行の日向半兵衛

 



そんなふうにかっこよく振る舞えば良かったのに

 

給料減って、役職無くなり

 

昔の部下に査定もされて、、、

 

なんて拗ねたりボヤいたり


もっとも、江戸時代の隠居はお家の安泰のために戦略的に自ら決めることで



サラリーマンのように、年齢が来たら減給降格みたいな見栄えではなかったですな


ま、気の持ちようだけの強がりとして

 

 

 



ムーちゃん、せめて定年後は家庭にて

隠居ヒーローになりたいものだよ


昼行燈でもいい



今日も吾輩の猫である