こんにちは。
昨日は12月13日、ビタミンの日なんだそうですね。
ビタミンを考えた食事をするってどういうことなのか。
そして、そもそも、
「ビタミンを考えた食事」って何なのか。
ちょっとこれを考えてみたいと思います。
「ビタミン」って、
どうやったら目に見える形でわかるか。
…わかりませんよね。
だって、眼には見えないんですもの。
レモンさんにビタミンCさんが隠れていて、
包丁で切ったとたんに、
「こんにちは!」
って言ってくれたらわかるのに。。
でも、トマトを切ったら、「リコピン」さんが
「おはよう!」なんて、言ってくれませんよね。
つまり、ビタミンの栄養素って、その単位が小さすぎて、
そもそも見えないんですよね。
だから、戦前の日本では、
「白米」を食べて、ビタミン不足で、
脚気(かっけ)という病気になって、
…船の中で命を落とした人が、
実際のたたかいで戦死された方よりも多かったと言います。
それは今なら、ビタミンBの不足だ。
ってわかるんですけどね。
きれいにお米の外側の「ぬか」の部分をとると、
その部分に白米を消化するのに必要な
たいせつなコメのぬかがあったのに、
「いくさに出る兵隊さんたちのために」って、
…白米を支給したから、病気になったんですよね。
だって、農家では、そもそも、粟(あわ)とか
麦(むぎ)とか、ビタミンがたっぷりのものしか
口には入らなかった時代なんです。
お米を100%、
しかも白米でいただくなんて、
日常生活ではありえなかったんです。
だから、船旅で、野菜も取らず、
ビタミン不足の状態で白米だけを
おなか一杯いただいていたら、てきめんに
栄養が不足して病気になったんです。
ビタミンバランス考えた食生活してる?
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